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友だちはへん人ばかり  作者: せい
第零話 荒木彰の俺による前口上
1/92

プロローグ

 俺、荒木彰あらきあきらはよくやっかいごとに巻き込まれる。そういう体質なのか、そういう不幸な星の元に生まれてしまったのか、どちらなのかはわからない。

 だけどもう慣れた。慣れてしまった。

 なんせ俺は生まれてからというもの十七年間ずっとやっかいごとに巻き込まれ続ける人生を送っているからだ。

 さて、そんな体質が故に常に街や学校に始まり『時間』・『場所』・『場合』、様々な環境、様々な状況で面倒事に巻き込まれている俺だが、何故かここ一年は平穏な日常を『過ごせて』いた。高校にも無事入学できたし、友人も出来た。それに街で不良に絡まれることも少なくなった。

 ……だからかもしれない。俺はすっかり油断していた。……そう俺は今、一年ぶりの『やっかいごと』に巻き込まれている。しかもその『やっかいごと』はかなり(たち)の悪いヘビーなやつみたいなのだ。

 これは、そんな巻き込まれ体質の俺に降りかかった様々な災難を紹介する物語になるわけだが、ぜひとも温かい……いや生温い目で見て頂ければ、当事者である俺としてはとても幸いである。

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