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神殺しの異世界転生  作者: 春風雨
転生前
4/10

神殺しの俺



 殺してしまった

 





 何を?






 神を







 誰が?







 俺が




 



「嘘だろ!…本当に神様を殺しちゃった……」


 俺は、呆然と呟いた。



 はい、最初っから何をいってんのコイツ?と思われる人がいるのだろうが、しかし、冗談では無く本当の事である。


(成り行きとはいえ俺、人ですら殺したこともないのに……)

 そんなことは、日本で平和に暮らしていたので、一生無縁だった。いや無益で当たり前だ。

 でも俺は、ここで神を殺してしまった。だが何故か、罪悪感所が、怒りすらも無かった。










 それは、そうと…

(まさか、彼女も神様のせいで殺されてしまったなんてなぁ)

 ここで、何故俺は罪悪感所が、怒りすらも無かったのかが分かった。



 それは、神様の性で彼女も俺も死んでしまったことに対して、無意識のうちに恨みを抱いていたからだと思う。


 そして、無意識のうちに復讐してしまった。


 それは、簡単には許せる事では無いが、過ぎてしまった事だ。

 とにかく、今は前へ進むしかない。


(しかし、この白い空間からは、いつ出れるのだろう?)


 そんな事を言っても誰も答えてくれない……。


(それに、神様は俺に力を与えると言って無かったか?)


 突然、その事を思い出した。


 ―『……だから、君に私の残りの命を力に変えて与えよう』―


 確かにそんな事を神様は、言っていた筈である。


(って事は俺、神の力を手に入れたのか?)

 だが、別に何か変わったとか、そういう実感は無かった。


(気のせいなのか?)


『違うよ、君はちゃんと神達ボクたちと同じ力を持ってるんだよ~♪』

「うおっ!?」

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