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厄除けの赤い下着
中国では自分の干支の年が厄年となる。
どういう理屈でそうなるのかはわからないけど、十二歳、二十四歳、三十六歳、四十八歳、六十歳、七十二歳――と厄年が巡ってくることになる。
一部の人は赤い下着をつけると厄除けになると信じていて、厄年の間はずっと赤い下着を着用している。ただし、三百六十五日毎日、赤い下着を着続けなればならない。一度でもほかの色の下着を着れば、ほかの色にしたとたんに悪霊が襲ってきて、厄除けの意味がなくなってしまうのだそうだ。恐ろしい。中国のスーパーには真っ赤な下着がわりと置いてあるから、けっこう売れているんだろうな。
でも、よく考えてみれば、自分の干支が厄年だということは、生まれた年も厄年だ。生まれてきたことがそもそも厄なのか?