悩んでもしかたない時は
夜回り先生こと水谷修先生のブログにこんなことが書いてあった。
答えの出ない問題に悩んで、悩み続けているからどうにも身動きがとれなくなってしまう。答えの出ない問題を悩んでもしかたない。そんな時は、行動するしかない。体を動かしてとことん疲れてみるのも方法の一つ。
なるほどな、と思った。
そのとおりだと思う。
僕も経験があることだけど、若い頃は解決方法のないことにとことん悩みすぎて自分で自分の首を絞めてしまったことがあった。ひたむきに悩むことができるのも若さの特権といえばそうだし、時にはとことん悩むことも必要だ。深く悩むからこそ、いろんなことが見えてくる。たとえば、他人のあざとさややさしさや、自分の狡さといったことも。
だが、生きてゆかなければならない。
与えられた生で、行けるところまで行かなくてはいけない。
だとすれば、悩むのも程度問題で、あるところでなんでもいいから行動してみなくてはならないときもある。もしかしたら、そんな場合のほうが多いのかもしれない。
僕はこうして中国といういろんなことがままならない国で暮して、中国で働いている。正直言って、いろんなことを悩みすぎて袋小路に入ったような気分になることがある。
自戒をこめて、やはり想う。
見るまえに跳べ。