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反日デモ参加費100元
先日、広州市内の各所で反日デモが繰りひろげられた際、広州のある大学では反日デモ参加の動員が学生たちにかかった。組織的にデモを行なう場合、どこの国でも動員がかかるからそれ自体は不思議ではないのだけど、デモ参加者には百元の参加費が支給されたそうだ。弁当を配るのならまだ話はわかるが、お金を渡すとはいかにも中国らしいやり方だ。百元ももらえるのなら、学生たちはデモに参加するだろう。
国を想う気持ちを表明したいのならすればいい。思想も表現も自由だ。
日本が嫌いならそれでかまわない。しかし、デモ参加者に参加費を支払うのはどうにも解せない。
カネで買う愛国心。
カネで演出する愛国・反日デモ。
それになんの意味があるのだろうか?