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キミを好きだと言えない僕は、、、?

作者: 七瀬




僕は、ずっと片想いしている女性ひとがいるんだ、、、!

それが、僕の住んでいるマンションに引っ越して来た女の子なんだよ。


僕が産まれた時からずっと住んでいるマンションで、、、。

僕の住んでいる部屋は、608号室でお父さんとお母さんそれに3歳下

の妹とオス猫のピーノ。


そこに、10年前に隣の609号室に引っ越してきた家族が、、、。

僕の好きな女の子なんだ! 彼女の家族は、お父さんとお母さんと彼女。


彼女の名前は、『三嶋 梨乃』僕の妹と同じ歳で同級生なんだよ、、、!


だからなのか、、、?

二人は、歳も同じで家も隣同士もあり直ぐに仲良くなったんだ~!



いつの間にか、、、?

僕が学校から帰ってくると、、、家には妹と彼女が僕の家にいる事がよく

あったんだよ!


お互いの親同士も、直ぐに仲良くなって、、、!

一緒に、キャンプやBBQをよくする仲までなったんだ、、、!



僕も、妹と彼女と3人でいる事が多くなってね、、、!

よく3人で遊んだものだよ!




・・・でも、妹と彼女が高校生になると、、、?

お互い違う高校だし、、、!


なかなか? 会う機会が減ってしまって、、、。

そのうち、疎遠になってしまったんだ、、、!



いつしか、、、?

彼女にも、彼氏ができて、、、。



僕も僕を好きだと言ってくれた女の子と付き合った事もあったのだけど、、、?


やっぱり、僕は彼女の事が忘れられない、、、!!!



彼女が高校を卒業して、彼女が親から離れて一人暮らしを始める事に

なったんだ、、、!


僕は、その事を隣のおばさんから聞いていたのだけど、、、?

僕は物凄くショックで、、、部屋に閉じこもってしまったんだ、、、!



彼女は、僕に何にも云わず僕の前からいなくなってしまった、、、。








彼女が僕の前からいなくなって、半年後、、、。

隣のおばさんから、彼女が一人暮らしをしている場所を聞いたのだけど、、、?


僕は悩んでいたんだ、、、!


僕にとっては、彼女は好きな人だけど、、、?

彼女にとって、僕は【お兄ちゃん】みたいな存在だから、、、!


例え、、、?

僕が、彼女に会いに行って【告白】しても、、、。

彼女は、僕を受け入れてくれないだろうと思う。



どうして、、、? 僕は彼女に自分の気持ちを言えなかったんだろう、、、?

キミを好きだと言えない僕は、、、?




正直、ずっと迷っている。

彼女と会うべきか? 会わないべきかと、、、。



そんな時、妹に彼女から1度遊びに来ないかと、、、?

お誘いの連絡があったそうで、、、。


僕は、妹について彼女に会いに行く事を決めたんだ、、、!




僕と妹で、新幹線に乗って2時間ほどで彼女の住んでいる街に着いて、、、!

そこから、彼女の一人暮らしをしているマンションに行ったんだよ!




僕と妹は、マンションの前で部屋番を押して、、、。


【ピーポーン】


『梨乃ちゃーん! 遊びに来たよ~! お兄ちゃんも一緒だよ~!』

『・・・オ.オス!』

『あぁ~久しぶりぃ~さあ~入って~! 直ぐに、鍵を開けるから~!』


【カタン】と扉の鍵が開いた。



僕と妹は、彼女の住んでいる部屋の前で、、、。

【207号室】


【ピーポーン】



『はーい! ちょっと待って~! 直ぐ開けるから~』


そう言って、部屋のドアが開くと、、、?

一人の若い男が出てきたんだ、、、!


『どうも、』

『えぇ!?』

『あぁ! この男性ひと私の彼氏なんだ~今! 同棲してるの~!』

『そうなんだ~!』

『・・・・・・』

『あぁ! わたし、梨乃ちゃんの友達の恵梨香です! こっちが私の兄です!』

『・・・あぁ、どうも! 俺は梨乃の彼氏の卓真です!』

『さあさあ~こんなところで話さないで~! 二人とも中に入って!』

『うん!』

『・・・あぁ、』



結局、僕は彼女と彼氏ののろけ話を聞かされて、2時間も新幹線に揺られて

家に帰る事になったんだ、、、。


ただ、妹は僕の気持ちをよく分かってたみたいで、、、。

帰りの新幹線の中で僕にこう言ってきたんだよ、、、!


『お兄ちゃんって! ずっと梨乃ちゃんの事が好きだったよね、、、!

だから、わたしに一緒について梨乃ちゃんに会いに行ったんだよね、、、!』

『・・・えぇ!? 何だよ、それ? ち.違うよ!』

『お兄ちゃんって! 昔から【嘘】つくの下手だから、直ぐに分かるよ!』

『・・・なんで、いつから知ってたんだよ!』

『高校に入る前かな、、、? だから、わたしと梨乃ちゃんが会わなくなった

のも、この時期ぐらいだと思う...。』

『・・・・・・』

『わたしね! お兄ちゃんを梨乃ちゃんに取られたくなかったんだ~!』

『・・・恵梨香、』

『お兄ちゃんを本当に好きなのは、、、わたしだよ!』

『・・・えぇ!? ななに.言ってるんだ? 恵梨香は僕の本当の妹で、、、。』

『分かってる! わかってるけど、、、? 好きなの! お兄ちゃんの事が!』

『恵梨香、』




まさか!?

こんな結末になるなんて、、、!

僕は思ってもみなかった、、、。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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