この世界のキメラについて
学園キメラに登場するキメラとは一体なんなのか?
そして、人間とはどのように違うのかを説明します。
*キメラとキメラ能力
この作品のキメラは、卵から生まれ、成長していきますが(へそは付いている)、キメラ能力の覚醒は個人差があります。早くて生後5ヶ月、遅くて6歳で覚醒します。そこで初めて何のキメラなのかがはっきりします。
瑠璃色イエスタデイのトウマ君の場合、記憶喪失なので、どちらのタイプなのか分かりません。
生まれてくるキメラは親から一つずつ能力を得て生まれてきます。シトとイマの場合、父親の神父がカタツムリと青大将(白)のキメラなので、公平にもらっています。母親の能力も一つ判るということになります。
植物のキメラは、比較的女性のほうが受け継ぐことが多いです。キメラフィーネに植物クラスが2組あるのはそのせいです。
*特殊能力
キメラの中でも稀にある、キメラ能力とは違う特別な力です。稀な力であって、その特殊能力を持つキメラは異端として蔑まれてきた歴史があります。
能力の種類は主に物理的能力(自分から物理的に起きる力)、精神的能力(自分の身に起きる力)、視覚的能力(力を使う自分ではなく目に映る相手に影響がある力)、能力上昇能力(自分のキメラ能力の力を上昇させる力)の4つに分けられていて能力開化は個人差があり大人になって現れるパターンや、生まれつき持つパターンもあります。
最強と言われるのは特殊能力を沈静化させる無効化。しかしその力を持つキメラは表に出ないと言われています。
特殊能力は自分で操れるようになると便利ですが普通のキメラには未だに珍しく、異端とされる扱いは変わりません。
*キメラ・特殊能力の暴走
キメラ能力と特殊能力が自分の身体に合わない数値で身体の中に充満した際、暴発する能力の事です。
主に気が高ぶった際などにキメラ能力が暴走する事が多いです。
特殊能力持ちは自分の意志関係なく突如暴走し、勝手に力を放出している場合もあります。(例:ヒジリの惹きつける能力)
暴走を止めるにはその主を気絶させるか、能力を相殺させなければなりません。
古来から伝統あるキメラの一族では幼い頃に力が暴発し、それを治すために幼い頃から小さな小屋に監禁し、能力暴発が収まるのを待っていたという事例もあるようです。(例:シアの特殊能力暴発時の監禁など)
暴走を止めるためには、古くは特殊な焼印が必要でしたが、現在は医学の発達により、シップを張るだけですむようになりました。
いかがでしたか?キメラが人間と違うものだと理解できれば幸いです。
ちなみにここで紹介した瑠璃色イエスタデイですが、下のサイトで連載していますので、よかったら・・・。
http://yaplog.jp/usaginosakura/archive/8052