表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

3.Break Out ~深緑と真紅の女~

 ども、久しぶりです! 兎に角、この物語をクリックして頂き誠に感謝であります!! ってことで第三話が始まるのです!!

 今回はまた前後に分かれているので戦闘シーンは少な目です~。

「俺の得意技見たい?」密山がへらへらと笑いながら犲河に近づいた。今は1時間目が終わった休み時間だった。彼は自分の長年磨いてきた技を披露しようと、犲河の背後に立つ。

「なになに? どんな技? そこに立ってたら見えないよ?」と、好奇心の目をきょろきょろさせる。

 雨田はその様子を苦笑しながら眺め、「今に解る」と、口をムズムズさせた。

 すると、犲河の胸が不自然に蠢いた。「う」何が起きたのか不思議に思ったが、すぐに事態を知る。「うわ! わ、わわ!」と、慌てたように背に手を回した。

「秘技、ホック外し。さらに」と、彼女の正面に立ち、指を鳴らす。すると、彼女のワイシャツのボタンが上から1つずつ外れ、ブラジャーと豊かな胸がいいところだけ隠した状態で露わになる。「わきゃあぁぁぁぁ!」と、胸を手で隠そうとしながら立ち上がる。すると、スカートの留め金が外れ、床にストンと落ち、純白のパンティーが露わになる。「げ」

「奥義、お前はもう脱げている」渋い声を上げて彼女に向き直ったその瞬間、顔面に固い拳が飛んできた。「んぎゃ!」

「このスケベ! 変態! 犯罪者! うわぁん! 視姦されたぁぁぁ!」と、しゃがみ込む。周りの男子達は生唾を飲みながら彼女の露わになった肌を食い入るように眺めた。一部の学生は鼻血を噴き、倒れた。

「お前さ、入学2日目にそれやって、同じ目に遭わなかったか?」

「それ以上だ……」と、折れ曲がった鼻を戻し、鼻血を擦る。「だが、やる価値は十分だ。ゴチになりやした」と、合掌。

「馬鹿ぁぁぁぁ!!!」と、蹴りを横面に見舞い、さらに前蹴りを再び顔面に連続で浴びせる。「死ね! この痴漢野郎!」殺気と獣気を匂わせ、瞳の形を変えて睨み付けた。

「はは、堅苦しい学園生活にスパイスを……」密山は顔面が変形しても、ペースだけは崩さなかった。

 犲河は鼻息を荒くし、密山を睨んでいたが、しばらくして小さく笑った。「ま、いっか。次は体育だし。脱ぐ手間が省けた」

「いや! それは違うだろ!!」雨田が目を丸くしてツッコむ。



 そんな彼らのやり取りを、『紅雀玄』(クザク・ハルカ)は本を読みながら横目で見ていた。すぐに目を活字に戻し、頁を捲る。表情は朝からずっと変わらなかった。ムスッとしたような、ご機嫌斜めの様な、そんな顔だった。「……(本当は仲間に入りたいんだろう?)」頭の中で何者かが囁く。「(だが、学んだんだよな? 半年前によ)あぁそうだ」小声で答え、頁を捲る。目をつぶり、鼻で深呼吸をして心に語り掛けてくる声を黙らせる。開くと、体操着姿の犲河が目の前に立っていた。思わず眉を上げ、目を見開く。「!?」

「ねぇ紅雀さん、もうすぐ体育だよ? 着替えなくていいの?」その頃、男子たちはブツクサ文句を垂れながら更衣室へ向かっていた。女子も更衣室へ行く決まりだったが、犲河は先ほどの宣言通り、ここで着替えた。

「……見学する」目を伏せ、本に目を戻し、驚きで乱れた深翠色の長髪を手櫛で整える。

「体操着忘れたの?」

「……いや」瞼を閉じ、深いため息を吐く。

「じゃあ、見学しなくていいじゃん。一緒に行こうよ。それとも、気分悪いの?」と、彼女の顔を覗き込む。

「いや、私は」少々狼狽し、目を泳がせる。「……(うざってぇ女だなぁおい。ブン殴っちまえよ)……」頭を掻き、なんとか本に集中しようとする。「体調は、問題ない(だよなぁ、こいつの腹でも殴れりゃご機嫌はもうサイコーだ!)ぐっ」

「じゃあ一緒に行こうよ! 今日は身体測定だって! ワクワクしない?」

 紅雀は本をバタムっと閉じ、机に叩き付けた。額に汗を浮かばせる。「あぁ」とだけ頷き、席を立った。目を強く閉じ、頬を歪ませる。

「……? やっぱ具合でも悪いの?」

 彼女はそれに答えるかのように目を開き、犲河の顔を見た。「なぁ、犲河さん」

「ん?」

「私、何か変な事を言ったか?」不安を浮かばせた表情を作り、腕を振るわせる。汗ばんだ掌をぎゅっと握る。

「別に……変なことはない、ケド?」

「そうか……」と、踵を返しスタスタと教室を出て行った。

 彼女の机には『ジキル博士とハイド氏』という本が置かれていた。



「次! 犲河椿!」体育の教師が笛を吹くと、犲河は「待ってました」と言わんばかりに駆け出し、敷かれたマットの一歩手前で思い切り地面を蹴った。自分の胸より上に設置されたポールを余裕たっぷりに飛び越え、マット上に着地する。「へへ、楽勝」

 周りの女子たちがオォと騒ぎ、犲河に注目が行く。そのあと、しばらくまともに高跳びをできない女子が続出し、教師の額に血管が浮き出る。「やる気あんのかテメェら!」

「あの人、風紀の顧問なんだよね」犲河の隣の女子がいう。「生徒に偉ぶって凄むことしか出来ない無能のくせに……」

「次! 紅雀玄!」と、笛を吹く。紅雀はむくりと起き上り、眠そうに欠伸をして深緑色の髪を掻いた。「おら! 早く飛べ」と、踵で地面を踏み鳴らす。

 紅雀は軽く舌打ちをし、その場で軽くジャンプする。教師がツッこもうとした瞬間、彼女はジャンプの反動を使って地面を蹴った。すると、その場で凄まじい砂塵風が起こり、風下の女子生徒たちを飲み込む。次の瞬間、紅雀はマットめがけてボタリと落ちた。素早く起き上り、紅雀は大あくびをして元いた自分の場所に腰を落とした。砂塵が晴れると、とても頑強なグラウンドに、ミサイルが着弾したような大皹ができていた。

「そ、測定不能?」体育教師がそうぼやき、目を上下左右させる。

「スゴ」犲河が目を丸くすると、隣の女生徒が彼女の横腹を軽く小突いた。

「あの子、前の高校で問題を起こしてこっちに移ってきたらしいよ」

「前の高校?」

「本当は……私たちより1年先輩、なんだってさ」怪しい者でも見るかのように紅雀を睨む。

そんなセリフに刺激された犲河は、上唇を軽く舐めた。「それは楽しみ」野性的な血が騒ぎ、胸が高鳴る。拳が疼き、足がむず痒くなり、その場でカタカタ動く。「んふふふ、ってか」と、紅雀を眺める。この時、彼女の瞳が赤々と怪しく輝いているのに、犲河だけが気付いていた。



 昼飯時になり、B組の生徒たちは一斉に購買へ突撃し、弁当持参の者は急いで蓋を開き、米をかき込み始めた。そんな中、紅雀は1人、本を静かに読んでいた。

「なぁ犲河さん、一緒に飯食おうぜ」雨田が海老カツパン片手に手を振る。

「いいけど、密山が一緒だとヤダな。今度はすっぽんぽんにされかねないしね」怒ったふりをしながらプイとそっぽを向く。鞄の中から新聞紙の塊を取り出し、ガサガサと剥く。中から荒々しい形をした爆弾おにぎりが顔を覗かせた。

「こりゃ古風な」

 彼女は紅雀の机に歩み寄り、握り飯を一口齧った。「お昼は?」

「まだ減ってない(飢えているさぁ、暴力にな)」と、そっけない返事をして頁を捲る。「読書の邪魔(いやいや一緒に喰おうゼ)だ。お仲間と一緒に食べたら?」

すると、犲河は人差指を彼女の鼻先に持っていく。「まさかアレですか? ツンっとして、デレッとしてってヤツ?」

「それ流行ったの、相当前だな」と、軽くツッコみ、犲河を睨んだ。「いいか、私は今、読書をしている(ウソをつけ)目障りだ(そうじゃないだろう?)」

「ふぅん、つれないなぁ」と、膨れ顔を作る。すると、犲河は片眉を上げ、微笑みながら紅雀の耳元で「じゃあ貴女の秘密、みんなにバラしちゃうよ」と、囁いた。

「な、んだと?(どうせ、お前が年上だってことだろ? 周知の事実だ)」

「貴女、心の中にもう1人の自分を隠してるでしょう?」したり顔で言う。

 そのセリフに紅雀の心臓はバクンと跳ねた。「な、なぜ(おや意外。アタイの存在がばれたのは初めてだな。今まで必死に隠してたのによぉ)?」

「苦しいんでしょう? 本当の自分を隠すのが。だったらさ、さらけ出しちゃおうよ。あたし、驚かないからさ」と、悪戯な微笑みを見せる。「ね、吐き出してみようよ」

 紅雀は額から大玉の汗を一粒垂らし、息を荒くした。だが、落ち着いたような表情に戻り、今度は彼女の方から犲河の耳に近づく。「じゃあ、私もあんたの秘密、ばらしてあげようか?」

「え?」意外そうな表情を向ける。

「お前の笑顔は本物じゃない。転校初日の挨拶の時に見抜けたぞ。お前は仮面をつけている……そう、私と同じだ。そんなお前に脅されたくないな」と、言い放つ。

 すると、犲河は痺れを切らし、紅雀の襟元を掴んだ。「……あぁそうかい。だったら正々堂々と言わせてもらうよ。喧嘩しよ。こちとらウズウズしてるんだよ」目を座らせ、殺気を彼女の目に送り込む。

「そんなに私とやりたいのか?(お? いいね)」

「えぇ、趣味は喧嘩、ですから」

「碌な趣味じゃないな(人のこと言えるか?)」

「わかってる。で? やる?」

「……放課後、体育館裏に来な(キタコレ)」

「喜んで……」そう言い、おにぎりを一口で食べ、指に付いた米粒を舐めた。席に戻り際、「早々に見破られたか……」と、自嘲気味な笑みを覗かせた。



 終業のベルと共に早々にHLが終わり、皆が皆、部活の準備や帰る支度を始めた。「なぁツバキちゃん! 一緒に帰ろうぜ」密山が声をかけると、犲河は殺気が漏れ出る瞳で彼を睨み付けた。「ひ、今朝のこと、まだ怒ってるぅ?」

「今から体育館裏に……用事があるんだ」そう言い残し、鞄片手に教室を出た。

「嫌われた、な」と、頭を掻くと背後から雨田が近寄ってきた。

「なぁ密山、家くるか? 今、キャンペーンモードのステージ27で止まってるんだ。手を貸してくれよ」

 すると、教室の引き戸を勢いよく開き、背の高い女生徒が入室する。周りを威嚇するような釣り目を周りに向け、古風な髪飾りを照らす。「雨田龍法はどこだ!!」と、一喝。

「この男です」隣の藻部が雨田を指さす。「ついでに隣のヤツは密山瞭です」

「お前たち!」「覚悟はいいか!」苑田と王聖が2人そろって声を上げる。「ん? あの獣女はどこだ?」

「あぁ、彼女なら体育館裏に」と、密山がいうと目つきの鋭い女がその他多勢コンビに指示を出した。

「2人で体育館裏へ向かえ! あそこは無秩序な場所だ」そのセリフと同時にその他多勢コンビは敬礼し、足早に教室を出た。「全く……入学式終了後の1週間は問題児を生徒会合同の元、駆逐したと思ったが……まだこんな奴らが残っていたか」

「お前誰だよ」雨田が負けじと鋭い目つきで相手を睨みつける。彼の鼻がすぐに彼女らが風紀委員であることを嗅ぎ分けた。

「お前とは無礼だな。私は風紀委員長、3年の軍宗咲江グンシュウ・サキエだ。お前たちに罰を与える!」と、探偵が犯人を特定したように指を差し向ける。

「どんな容疑だ?」雨田は今にも殴りかかるような殺気を体に纏わせ、軍宗を睨んだ。

「校則違反に学校の風紀を大いに乱し、賭博を行った」

「賭博は俺かな?」と密山がおどけた様な表情を見せる。

軍宗はニコリともせずに彼らを睨み続けた。その姿は、昼の体育教師の数十倍は威厳があった。「それに貴様、入学式の時に小さな問題を持ってきて、生徒会にこっぴどくヤラレたそうじゃないか。それでも懲りないのか? サル以下の馬鹿だな」

「黙れよ」腕から赤い蜃気楼を立上らせ、口から煙を燻らせる。

「おいおい、相手は風紀の先輩で、しかも女性だ」

「風紀や生徒会は関係ない」

「……そうかい。せめて顔面は殴るなよ」と、密山は微笑みながら肩に触れる。「で、俺の相手は……あいつかぁ」と、藻部に面倒くさそうな眼差しを向ける。

「先日の雪辱、晴らさせて頂く」と、先日と全く同じ構えを見せる。「本日は外ではなく室内。先日の様な跳び技は使えまい!」と、距離をじりじり詰める。

 密山は深いため息を吐き、「麻酔針装填……」と、呟き、瞬時に相手の間合いのうちに入り込み、相手の利き腕を封じた。

【TRANQUILIZER GUN】と、中指関節を出っ張らせた一本拳で藻部の首筋を殴りつけた。藻部は白目を剥き、膝から崩れ落ちて顔面を机の角にぶつけながら地面に倒れ込んだ。

「トロい奴……」と、近くの机に腰かける。「さ、雨田。どうする?」

【雨田龍法VS軍宗咲江】

「決まっている!」と、真っ赤な灼熱を拳に纏わせ、軍宗に殴りかかった。彼女はそれを迎え撃つようにして膝蹴りで迎撃を図った。



 紅雀は静かに体育館裏の壁にもたれ掛り、目を瞑っていた。まるで瞑想でもしているかのように、呼吸を一切乱さず、じっと犲河が来るのを待つ。「(くくく、久々に拳を振るえるなぁ)振るわない(何?)やる気を削ぐ。あぁいう手合いはそれが一番だ(どーだか)何がいいたい?(お前はきっと痺れを切らしアタイを外に解き放つはず……その時、あの忌々しいメスガキをアタイが殺してやる……マジにだ)そう、やればいいよ。どうせ、私の将来なんか……」独り言をブツブツ漏らしていると、そこへ犲河が現れた。

「よっす」と、早速ブレザーを脱ぎ捨てる。「準備は?」

「いつでも(OKだぜ)」

【犲河椿VS紅雀玄】

「そりゃよかった」と、地面を思い切り蹴り、踏み込みの速く、遠い拳を放った。「いくよ」

 紅雀はその不意をついた拳を軽々と受けた。それを合図に犲河が拳、肘、上段蹴りのコンボを繰り出し、更にダメ押しの回し蹴りを放つ。それら全てを、余裕をもって防いだ紅雀は、防ぎ手のまま犲河を突き飛ばし、間合いから遠ざけた。

 紅雀は防いだ方の二の腕にフッと息を吹きかけた。「久々のいいパンチだ」

「どうも」獣気を背から解き放ち、瞳を獣目に変える。「もっとご馳走しようか?」

「遠慮したいが、タダなら歓迎だ」と、防御態勢をとる。

【犀型・突撃角】犲河は土埃を上げて相手目掛けて突進し、肘を突き出して相手の腹部を狙う。すると紅雀が目をクワっと開いた。

【玄武甲・腕固壁】両腕で防御をがっちりと構え、犲河の突撃を真正面から出迎える。結果、鈍い音と共に犲河が肘を押さえて吹き飛んだ。

「いってぇ!」自分の突進力がすべて跳ね返り、ダメージが肘に集中したのだった。

「脆いな。お前の角は」いつの間にか紅雀は犲河の間合いの内に入り込み、しゃがみ込んだ彼女を見下ろしていた。「今のうちに負けを認めろ」

 そのセリフに答えるかのように上段蹴りを起き上りざまに放つ。「まだ早いよン」肘の痛みを我慢しながらも不敵に微笑む。

「いい根性だ」

【狼型・鋭爪牙連斬】と、軽いフットワークで彼女の周りを駆け回り、一瞬で自分の残像を作り、鋭い膝や手刀で襲い掛かった。

 だが、紅雀は全く動じず、自分のいる場所から一歩も動こうとしなかった。

【玄武甲・全面展開壁】その場にどっしりと構え、相手の攻撃をすべて的確に防ぐ。すると、血煙が辺りに散った。

「うが! ぬぬぬっ」犲河の手足から血が滲み出る。全てのダメージが見事に自分に返っていた。「こんな戦い方する奴、初めてだよ」

「今のうちに……やめておけ」紅雀は苦しそうな表情を滲ませていた。ダメージを喰らった様子はないが、何かを苦しんでいるのは確かだった。

「ど、どうしたの?」

「いいから(出せぇぇぇ!)降参しろ(アタイをこっから出せぇぇぇぇぇ!!)」

「やだね」意地悪な笑みを見せる。「あたしは逃げないよ」

「う!」紅雀は膝を地面に付き、頭を抱えた。「後悔するなよ?」

「もちろ……ん?」不審に思い、紅雀の顔を覗き込む。深緑色のロングヘアーが見る見るうちに鮮紅に変わり、ふわりと広がる。瞳は鳥類のような不気味な目をし、妖気に似た何かを滲みだす。そして口の端が耳に届くほどの笑みに狂った表情がそこにベッタリとくっ付いていた。


 つづく……って終わり方ですよ! 意外とバトってましたね~。気になった方はこのまま第四話へGOだ!!

 その前に解説を入れます。

 まずサブタイはフー・ファイターズというバンドの曲です。二重人格がテーマの映画の挿入歌に使われていたので、丁度いいかな、と。邦題はこれまたテケトー。でも雰囲気はでてるでしょ? でしょ?!

 で、キャラ解説。紅雀玄さんは、名前からしてまさに玄武と朱雀ですね。次話のネタバレになるので技解説はカット。ベタな二重人格キャラですが、私なりの工夫をチラホラ盛り込んであるので、ため息を吐かないで下さい。

 で、学園ものには欠かせない風紀委員長さまの軍宗咲江さん。ぶっちゃけ、風紀には思い入れはないので全体的に名前はテケトーです。群集・モブ。その他多勢……ってことで彼らは打ち上げには呼びません。以上。

 風紀一同「そりゃないよ!!」ってことで第四話へ、GO!!

 密山「俺は?!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ