ここまでの用語まとめ
【魔導核】:魔導核とは、魔導科学文明における「魔術を人工的に再現するための中枢装置」である。魔素を魔力へと変換し、それを制御・実体化することで魔導兵器やフォロワーの根幹機能を担う。
【魔導回路】:魔導核の脳・神経に当たる。また、操縦者の神経・思考・感情を魔力パターンとして記録し、機体を最適化する能力も持つ。
このため、第三世代以降のフォロワーでは、操縦者の理念や感情が動作特性に反映される。
【魔導歩兵】:Follow Magia、もしくはフォロワーとも呼ばれる。体長五メートルから十二メートルほどの人型兵器。魔導科学の粋を尽くして開発される、ルキアルク王国の象徴とも言える兵器。
【タレントライセンス料】:具体的には推し活の市場を発展させるために王国から支援を行ったり、推し活の対象となるタレントに対し、グッズ売上等から『タレントライセンス料』を支払う仕組み。
【仮面オークション】:誰が誰を推しているのかは個人情報に当たるため、公的な場での推し活は、仮面をつけることが推奨されている。また、オークションは基本的にチャリティ目的に開催される。貴族のお金の吐き出し先とも言える。
【集合魔力】:体内魔力、環境魔素に次ぐ、第三の魔力源。集合意識や集合知識のような、魔力がある異世界での人類種が持つ新たな可能性……ということに彼女は気づいていない。
【魔導板】:片手で持てるサイズの板。ペン付き。現代でいうタブレット。始祖王が考案し、制作した便利魔導具。自動製造魔導具から生産されるオーパーツの一つ。
【ウィンドウ】:魔導核に備え付けられた円形スクリーン。マルチインターフェース。魔力感知起動、データの光転送やタッチディスプレイ機能などの機能を有する。魔導板と同じくオーパーツの一つ。
【理念選定機構】:操縦者の理念(自己の存在理由・目的)を読み取り、同調可否を決定する機構。始祖王がこっそり実装し、現代でも完全解析は未了。
【魔力肢】:第三世代まで外部実装されていた駆動フレームを、第四世代では魔力そのもので形成するインナーフレームへと再構築。
これにより「不定形エネルギーを形にする」=魔力の物質化が可能となった。
これには原始魔術系統のテーマであった魔物の構成子=魔体子に魔力を流すと魔物が生まれるという研究が基礎としてある。
【Follow Magia】:Follow Magiaとは、魔導歩兵の正式名であり、『魔導科学と共にある者』という意味。
【プレ第五世代】:長期戦の中で第四世代の高燃費問題を解決するために開発された。
魔力駆動を廃し、魔導流動筋肉による魔素エネルギー変換式の機械駆動へと進化。
【魔導流動筋肉】:スライム種の魔力で伸縮・流動する体を解析し、原始魔術でより効率の良い素材へと改良・精製した人工の魔力駆動筋肉。
【マギア・アクチュエータ・フレーム】:金属と樹脂による複合素材と、魔導流動筋肉で構成された身体フレーム。第三世代への先祖返りという評価もあるが、魔力消費は低い。
【魔力導線】:マギア・アクチュエータ・フレームと魔導核を繋ぐ、血管であり神経。魔力の伝達と、類感同調の神経部分を担当する。
【エンチャントスキン】:レッドキャップに実装された、操縦者の皮膚にある神経終末を再現した魔力導線で編まれた繊維。マギア・アクチュエータ・フレームに肌を与えることで、操縦者との類感同調をより高くする。
【人機同体】:自分が機体になったのではない、自分がここにいるのだ。なんかすごいらしい。
【記憶魔結晶《MD》】:整列魔結晶を円盤に切り出し、カセットに収めたもの。現実のMDと形は同じ。……え? MDを知らないって?
【新型魔導核】:セレスティアと、それに絆された先進研研究員たちの手により生み出された新型魔導核。実はディーゼルエンジンがロケットエンジンなったような進化をしている。なお、本稼働すれば、魔結晶をバカみたいに使うため、室長に封印指定されかけた。
【神使】:対フォロワー強化魔術。ルツィー神国が神と交渉し手に入れた破格の強化魔術で、使用した者を神使という神の眷属に近い存在へ変身させる。なお、代償は信者の胎児が持つ魂という重いものだった。
【反魔術機構】:始祖王が不死鳥から得た、あらゆる魔術を無効化する障壁魔術を組み込んだ機構。始祖王と不死鳥は種族を超えた友情を持ち、故に始祖王は王家の紋章と国旗に不死鳥を選んだ。
【信仰魔術】:魔術の限界を超えて魔法に近い出力を出せる、数少ない魔術の一つ。信仰する神に魔力を捧げ、神から魔法を得る。その魔法は奇跡とも呼ばれる。ただし、理念が大きくないと、魔法の効果は減衰する。神使の魔術はこの制限さえも取り払っているので異常なのだ。
【魔法】:魔法は神や精霊でしか行えない、環境魔素を使用した事象発現。魔物を作り出す原始魔法や、時を作り出す根源魔法などがある。
【魔術】:魔術は生命活動と体内魔素を用いた事象発現。魔法より圧倒的にスケールは小さいが、魔法よりもはるかにバリエーションが有る。ただ、まだ八割ほどは魔術として成り立っているかが分かっていない。
【エンハンスブースト】:レッドキャップに搭載された強化魔術機構。強化倍率は神使に劣るが、そもそもの強化先がフォロワーなので、やはりとんでもない力だった。
【推し強化魔導機構】:推せば推すほど、同担が多いほど、推しのフォロワーを強化する機構。
集合魔力から、推しとファンを結びつけて魔力を引き出す。
【対信仰魔術【神使】特化戦略兵器『信ずるは誰ぞ』】:信仰魔術の基本である「誰に」「祈り」「願い」「魔力を捧げる」の要素の中で、「誰に」を強制的に書き換える結界兵器。
黒い六角柱で囲まれた範囲でのみ動作する。最終的には三本あれば結界を作れるようになった。
【魔力測定機】:とある経緯で誕生した、魔力を測定する魔導具。接触型でなく、ソナー型という所が画期的。三次元的に情報収集が可能で、信仰魔術の解析に役立った。
【魔導科学】:魔術を外部装置で再現する魔導を仮説と検証によって体系化した学問。物理学と魔術学の融合体系。
【原素魔術】:別名、エーテル魔術。魔素を魔力で直接操作して、物理法則への干渉範囲を大きくする。浮遊や崩壊など、現象としてはシンプルだが、故に強い。




