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under 500 Ⅱ

畑は人の為にはならず

 自然に浸りたい。大自然に溶け込んで、ゆったりまったり暮らしたい。


 私は、田舎に来た。都会はストレスがある。イライラが止まらなくなる。だから、田舎に来た。山奥の長閑な空気。


「気持ちいい」

 そう溢していた。畑をすれば、人生変わる。土に触れれば、世界が変わる。そう思った。でも、違った。


 気持ちいいは気持ちいい。でも、思い通りにはいかない。

「今日も雨かよ」

「なんで育たないんだ」

「また鳥にやられたよ」


 今までいた会社の部下の方が、言うことを聞いてくれたと思う。自然より、部下の方が素直かもしれない。


「あー」

「うー」

「かー」


 叫んでいた。腰は痛くなるし、暑いし暑いし。そもそも、虫が大嫌いなんだよな。

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