3/26
蝶は夢を見ない
彼女の亡くなった夜、開いた窓にカーテンが翻った。
誰かに呼ばれた気がして外を覗く。けれどそこには夜に静まる住宅街の外灯の光しかなかった。
眠れずにラジオを入れる。知らない曲が流れた。走るようなテンポで、けれどどこか物悲しい曲だった。
伸ばした手は
空を切って
目覚めた朝
蝶は夢を見ない
途中でそんな歌詞が聴こえ、目を閉じた。
どこへ消えたって
忘れないで
あなたは朝を見る
蝶は夢にだけ翔ぶ
夢は見ない。
だから涙が流れた。
彼女の亡くなった夜、開いた窓にカーテンが翻った。
誰かに呼ばれた気がして外を覗く。けれどそこには夜に静まる住宅街の外灯の光しかなかった。
眠れずにラジオを入れる。知らない曲が流れた。走るようなテンポで、けれどどこか物悲しい曲だった。
伸ばした手は
空を切って
目覚めた朝
蝶は夢を見ない
途中でそんな歌詞が聴こえ、目を閉じた。
どこへ消えたって
忘れないで
あなたは朝を見る
蝶は夢にだけ翔ぶ
夢は見ない。
だから涙が流れた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。