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部長がアホなので返す刀で斬り返しました
「どんな告白を考えてるんですか?」
「とっておきを考えた」
諦念を噛み締めながら訊くと、部長は自信に満ちた顔でそう答えた。もはやデジャヴしかない。
「君といると私の脳内にドーパミンが溢れるんだ」
「却下」
「なんで!」
アホ即斬。
「告白に脳内伝達物質の話をする女子なんていますか?」
「事実は正確に伝えるべきだ!」
部長の抗議に首を振り、
「事実はひとつでしょう」
僕は部長の眼鏡の奥の目を見て言う。
「好きです」
好きだ。
続く
「どんな告白を考えてるんですか?」
「とっておきを考えた」
諦念を噛み締めながら訊くと、部長は自信に満ちた顔でそう答えた。もはやデジャヴしかない。
「君といると私の脳内にドーパミンが溢れるんだ」
「却下」
「なんで!」
アホ即斬。
「告白に脳内伝達物質の話をする女子なんていますか?」
「事実は正確に伝えるべきだ!」
部長の抗議に首を振り、
「事実はひとつでしょう」
僕は部長の眼鏡の奥の目を見て言う。
「好きです」
好きだ。
続く
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