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MAGINIGHT~魔神とその環境を取り巻く者達のお話~  作者: U-1
序章 運命の出会いの日~The Wizard God AND The Funny Guys~
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第30話 岸本 栄一VS田中 学

審判である秋山の開始の合図と同時に、岸本栄一は駆け出し、田中学は背部のスラスターを噴射させて突っ込む。

栄一の振り下ろす剣と、学のステークが甲高い音と火花を散らし、鍔競り合いの様にぶつかり合う。

数秒程拮抗していたが、栄一が舌打ちしつつ後方へ跳び下がる。

下がる栄一に、学は両肩の砲台から無数の弾を撃ち出して追撃をかけた。

撃ち出したのは未知のエネルギー・・・【摩訶不思議力(ミステリアス)】を内包した誘導弾。

着弾すれば爆発する兵器。

この【摩訶不思議力(ミステリアス)】もそうだが、現代魔法を使用するMD―――デバイスには安全装置(セーフティ)が組み込まれており、威力の出力に制限が掛けられて、一定以上の威力になると精神ダメージに変換され、身体的損傷は負わなくなる。

見た目は凶悪な兵器だが、見た目よりもずっと危険は無い。

だが、当たれば当然痛みは感じる訳で、態々当たってやる理由は栄一には無かった。

飛来する誘導弾が迫り、栄一は右手に握るロングソードを一閃する。

振るった刀身が全て切り裂き、誘導弾は破壊され爆散した。


『おおっと、岸本選手、飛んできたミサイルを全てぶった切ったぁっ‼ しかもたった一太刀でだ! 流石は魔法戦競技部のエースですね。どう思いますか、解説の神爪生徒会長?』

『彼の実力の程が分かる、良い一撃ですね』


いったい何時設置したのか、長机にマイクを置いて実況席と解説席に座っている神爪勇人と秋山闘士が決闘にコメントしていた。

何やってんのよ? と、縁寿は呟きそうになったが、周りの様子を見るにコレもいつもの事の様で、ツッコむ事を止めた。

学が左腕のガトリング砲から摩訶不思議な力を宿す弾丸を連射し、栄一はソレを回避し、避けきれないモノは左手に持つタワーシールドで防ぐ。

戦況は学が有利、栄一の防戦一方に見えたが、栄一は盾を前面に構えて無数の弾丸を防ぎながら学に突進する。


『ここで岸本選手が勝負に出たかぁッ⁉ 田中選手との距離を一気に縮める‼』


実況の言葉通り、栄一は勝負に出た。

無数に繰り出される弾丸を盾で防ぎながら前進し、接近戦に持ち込んだ栄一は弾丸の雨の合間を抜けて剣で刺突を繰り出し、学はソレを迎撃しようとステークを構える。

再び2人の武器がぶつかり合おうとしたその時。


「「―――――――ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ!?!?」」


空から2つの影が落ちて来た。

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