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アリアマリン・J・ロマリア-3

「……………………まぁ、結局魔王を守るという依頼は変わんないんだけどな……………まぁ、勇者を止めれば良いのだから大した事はしなくても良さそうだけどな。」

「……………じゃ、テキトーなゴーレムを探そうかな。人型だから魔王殺そうと思った時点でこうなるとすれば多数派の人間は魔王を倒そうとは思わないだろうからね………………。」

「………………………でも、真っ二つにするだけだとインパクトは足りないんじゃ無いか?下手すると逆上してお前が殺される対象に………………って、返り討ちするには容易いか……………。」


まだ黒木と蔵鮫には『殺戮魔法』を見せてないから言えるだろうけど、『殺戮魔法』により出来上がる死体は発動した私ですら引くレベルだからなぁ……………それに、今回はアンサンブルの方では無くオーケストラの方にする予定だからなぁ…………。


「まぁ、見ない方が良いかもね。チャットの方では私は悪役だし、覆すのも面倒だからこのまま悪役を続けさせて貰おうかな。どうやら私にはそちらの方が向いてるらしいしね、そうだろ?アリアマリン。」

「そうでしょうね………………。私には召喚主である貴方がどうしようもなく悪側の人間である事は分かりますよ。……………しかし、悪人では無いのが苛立ちますね。」


…………………………まぁ、これまで私は悪意を持って人を殺したことは無い…………かな?陥れた事なら何回かあるけれども、悪人にはなっていない。美華が狼に食い殺された時にも私は悪意という物はあまり持ってなかったかもしれない。しかし、悪の様な思考はあったのだろうね…………………だから、見殺しにした。


「…………………………まぁ、育った環境が環境だからね…………でもまぁ、私が悪人なら黒木と蔵鮫を問答無用で殺していたかもしれないしね。そして、アリアマリンも……………かな?」

「結果は五分五分でしょうけどね。」


『抜刀術』も『殺戮魔法』も一撃必殺に近い為、その一撃をかわされた時点で私か、私をかばってランタンが死ぬだろう。それ位黒木とアリアマリンは強い。………………まぁ、争うのは面倒なので戦おうとは思わないけどね………………。


「…………………とゆーか、魔神を毛嫌いする聖騎士が魔王を守る依頼を受けた奴に仕えるのもどうかと思うんだが………」

「大天使様の加護を受けた者ならば、魔王であれど助けますよ。魔王が善なる者であるならば……………ね?」


…………………………まぁ、まだテント1つしか持っていないために圧迫されないで助かったと思うことにして…………と、私は苦笑いを浮かべながらアリアマリンの事を見るのだった。

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