ネチケットハピピュア-1
〖ネチケットハピピュア〗という作品は普通の日朝枠で放送された女児をターゲットにしたシリーズとなっている。……まぁ、追加戦士無しの5人体勢な所もまた良いところとなっていたのだろうと思われる。とりあえずあらすじを書くとこんな感じだ。
『生活の殆どを機械に頼るようになった近未来……主人公、勝原 メメは愛用の電動アシスト付き自転車が故障して中学校の入学式に遅刻しそうな所をイケメン生徒会長と名高い浦辺 隼人の助けを借りることで無事に入学式に出席する。このお礼を言うためにメメは生徒会室に挨拶に行こうとするが、扉が開かない。そんな中、生徒会室内の空調システムに特殊なウイルス【ジャマスルーデ】を放ったと宣言する謎の怪人【クルーバグ】が現れ、メメは生徒会のメンバーを救うために扉を叩く。そんな所を通りかかったのは担任の倉木 鈴子だった。彼女は実は【クルーバグ】のいる組織、【デリーターズ】の元幹部だったが、彼等を裏切り、伝説の戦士ハピピュアとなるべき者を探していたのだ。』
『鈴子はメメにピュアメモリとピュアライザーを渡してハピピュアとなる事を決意させた。そしてメメはピュアライザーでアクセス先を見つけた後、ピュアメモリを使ってアクセスし、【ピュアブルーライト】へと変身したのであった………』
基本的にはピュアライザーでアクセス先を探した後にピュアメモリと呼ばれるUSBメモリでアクセスし、自分の身体をデータ化して電脳戦士ハピピュアとして召喚するという一風変わった変身スタイルのハピピュアとなっている。まぁ、この作品には一期と二期で敵対組織が違っている。一期は電脳世界を崩壊させようとした【デリーターズ】だがボスが19話辺りで完璧に倒されてしまう。これは打ち切りなのか?と思うと実質二期となる【リアルワールド】という電脳世界と現実世界の融合を図ろうとする組織が登場し、一期で回収していなかった伏線が繋がっていく。
これに関しては親からの苦情では無く最初からそうする予定だったらしい。というのも製作初期ではアクセス先をどこでもやれる様にするという案もあったのだが、それだと時代設定がゴチャゴチャとしてしまうからという理由で一期では電脳世界の中で闘うスタイル、後期は敵が創り出す結界=電脳世界と融合しかけた現実世界なのでどこでも変身できるというスタイルになった。
だがオールスターズでは無力化する為に敵がタブレット等で封印してしまうなんて事もよくある事であり、担当していた声優の殆どが女優やお笑い芸人など、声優がまともにできない程忙しくなってしまった事もあり不憫な扱いを受ける事も多いのだという。……いや、本当に不憫だなと感じてしまう私なのだった。