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魔神と大天使-1

「………………おい、このレズ天使。俺の登場の邪魔をすんな。」

「それはこちらの台詞ですね………。そちらのせいで私は『格好いい登場を邪魔して出て来た人』という印象を持たれたんですよ?」

「うるせぇんだよ!!お前が後から出てくれば良かったんだよ!!まぁ、打ち合わせなんて出来やしないがな!!」

「…………………なら、もう数日ほど待っておけば良かったじゃないですか。でもそちらは残念な神である為に、私を消しておいてから登場するという事は考えなかったのですか?」

「大天使のお前を消そうとすれば此奴等の前に現れる時にボロボロになっているという事になるではないか!!そんな事は俺のプライドが許されん!!」


……………………………どうやら二人の正体については判明したが、魔神や大天使がこんなダンジョンの中に現れるのは可笑しいだろう。……………つーか、魔神と大天使がなんでそんな喧嘩する様な感じで仲良さそうなんだよ…………と思いながら私は『抜刀術』の構えを崩さずに二人の目的について尋ねるのだった。


「…………………結局、私達に何の用なんだ?くだらない事なら……」


私は未だに喧嘩をしている魔神と大天使の内、魔神の腕を切り落とすような『抜刀術』の斬激を当てるのだった。すると、あっさりと魔神の腕はスパッと切り飛ばされた………が、あっさりと魔神の腕は元通りにくっつくのだった。


「……………………くっそ、この大天使のせいでコイツ等にしなければならない話をするのを忘れていたな……………。しかし、綺麗な切り裂き方だったが……………そのおかげで再生させるのが楽だったな。」

「…………………やっぱり魔神というのは本当なんだな………。でもな…………せめて登場したなら余計な喧嘩をするな。永遠に続きそうだったろ…………………私達はそこまで長寿じゃ無いからね……。」


腕を切り飛ばされたという事で喧嘩より私達にする話が優先されることという風に切り替わったみたいなので良しとしよう……………と思っていると、魔神の方が早速話し始めたのだった。そして、その内容は私達を死なせてしまったお詫びとして転生させたという自称神にも関係する事だったのだ。


「俺達がここにやってきたのは簡単だ。今回の魔王討伐の対象になっている魔王フローレスを守ってくれないか?やる事が思いつかないというなら、この目的にして貰えないか?という事だ。」

「私からもお願いします。あの子は天界にとっても重要な存在でして………………。少なくとも、人間達の考える魔王=悪という考えにより理不尽な攻撃に遭うという事が起きてはならないのです。」


…………………………もしかして、この勇者転生って人間の方が悪でしたというパターンですか?まぁ、心当たりは多いけどさ……………と思いながら、私達は二人の話を聞くのだった。

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