アイテムBOX-2
「と、とりあえず鞄などのアイテムが出ると表示されているガチャを引いてみるのはどうでしょうかいえ私の言うことなんてどうせ大した案じゃ無いですしそれに鞄とは言ってもアイテムBOXが出て来なかったら何も出来ませんから聞き逃して貰っても構いませんよ…………。」
「…………いや、良い案だと思うけど……ランタン。この状況を覆すにはガチャくらいしか方法が無い。だからランタンの言うことは正しいよ。」
「………えへへ…………。」
私はランタンを褒めながらランタンの頭を撫でる。するとそれを見ていた蔵鮫が羨ましそうにこちらを見てから、黒木を小突いていた。どうやら、自分を褒めるときにもこうしろという感じなのだろう。
「…………………褒めるときに頭を撫でるってなぁ…………。俺とお前は主と使用人という関係だ。普通に褒めることはあっても頭を撫でるのはしないだろ……………子供じゃないんだし。」
「むーっ!!一夜は分かってないなぁ。女性の人は好きな男性に褒められながら頭を撫でられるととても幸せな気分になるんだよ。これは決定的だよ!!ね、剣城ちゃん。」
「いや、私は男に恋という物を一切したことが無いので分かりませんよ。元々男性として生きていく事を信念づけられていたんですから……………ラノベの様な展開が無いと男に恋をすることはありませんよ。」
例えば男装していて女性だとバレるとか………………まぁ、私の場合はバレることにはバレたが、幼き頃から碌な男性という物を見たことが無いので恋をするという事は無いと思える。……………まぁ、妾を軽々と作った父親や、性根の腐った異母兄が血縁にいるとこうなるのも仕方ないと思えるけどね…………。
……………下手すると女性同士で子供を作ることの出来るアイテムかスキルが手に入ってしまうかもしれないが、そんな0に近い可能性が無ければ子供が欲しいとも思わないというぐらい結婚や育児にも無関心という程女性として終わったような感じになっていると思えてくる。
「…………………とりあえずさっさとガチャを選んで引いちゃってくださいよ………………。少なくとも一回くらいなら回せるでしょ………?」
「そうだな、じゃあ俺はこの『アクセサリ・鞄ガチャ』を引いてみるから蔵鮫は『空間系ガチャ』を引いてみてくれ。スライドしまくってたら偶然見つかったんだ。」
「分かったよ~。じゃ、せーので引くよ!!いっ、せーの!!」
そして、ガチャを引いた二人の前に2つの鞄が顕現したのだった。……………………とりあえず私はそれを『鑑定』してみるのだった。……………………それは二人ともガチャ運強いなぁ…………と思えるようなアイテムだったのだった。




