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番外編 ヘルムライダー リンクについて-2

「……まぁ、リンクは戦闘の最中に【リンクポインター】という機能を使って新しい武器を取り出すことが可能になっているんだよね……だから完全にアウェイな環境で闘うシーンが少ないんだよ。その代わりここではどんな変身になるのか分からないけど。」


取り敢えず武器の取り出しは大体その【リンクポインター】を使っている。これは最後の決め技となる【リンクライドキック】にも使用される。まぁ、ポインターで相手の位置を固定してから変身アイテムでシャッターを切る。そして相手とリンクして必中する様に調整してからのキックを使うのである。


「隙は大きいけどその分威力は凄まじいし逃げられないからそこそこ強いんだよなぁ……。使いこなせるかは知らないけど。」

「まぁ、そこはリンクの主人公みたいにすぐ順応する事が出来るんじゃないですか?」


アルミナがそう話していると教室内にオーレンが入ってきた。そしてオーレンはアルミナの言っていた言葉に補足する内容を話してくるのだった。


「主人公の川上 映太は初変身した時にベルトから闘う方法を頭の中にリンクされたんですよ。もっともこれはリンクのプロトタイプであるレフ・リンクの被験者が彼の両親だった事が理由とされていますけど。なので確実に使えるようになるかは分からないんです。ポインターの武器は自動生成する設定ですけど明らかに無理がありますし。」

「その辺りはしっかりさせるとして……面倒だから作品の方の解説を任せる。」

「………まぁ、良いですけど。じゃあ黒板に書いていきますね。」


ヘルムライダー リンクは全45話で最近では珍しい登場ライダーが主人公であるリンクだけという作品。主人公の川上 映太は写真が趣味のフリーター(主に接客)。ある日彼は警察官に盗撮の疑いを掛けられてしまうが、その警察官がバケモノに変形する。


必死で逃げようとした映太は空から落ちてきたベルトと、それに共鳴して変化した愛用のデジカメで変身する。だがその後ベルトと自分の体がリンクしたと感じると変身を解き、もう一度変身を行ってリンクとなった。


その後も一人で世界を旅しながら敵を倒していた彼は偶然悪の秘密結社ドバーンのアジトを発見し、それを壊滅させた事により物語が終了する。これは第2ライダーが出なかった事や話を迷走させ続けた結果のやっつけ感で本編が終了している形となっている。


「………いや、どれだけ迷走してるんだよ……。」

「まぁ、第2ライダーをやる予定だったスーツアクターさんが次々と下痢や便秘でダウンしているので出さなかった事から起きた悲劇ですね。一応プロトタイプは出てきましたけど、スーツアクターさん入っていない感じでしたし。」


なのでその内リメイク作品が出るかなぁなんて思われているライダーらしい。まぁ、ガードの方の解説に行きたいので私とアルミナはコメントをせずスルーしたのだった。

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