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魔法でヒーローショー-3

ダロンをオーレンに渡してみると、オーレンは何かしらのインスピレーションが出来たらしく色々と構図を書き出していた。どうやら適役に関してどうするかという事を迷っていたがこのダロンで解決する事が出来ると興奮しているのだった。


まぁ、これで頬に紅葉が残っていなければさらに頼もしく見えたのだけど、残念ながら痴話喧嘩後に開き直ってクスリと笑う彼氏という構図にしか見えないのが非常に残念だというかいつまで残ってるんだと思ってしまう。


「とりあえずヘルムライダー アルカのベルトを作ってみますか……。だから敵役の怪人の作成はそちらに任せる。」

「分かりました!じゃあ早速やりましょうか。」


そんなこんなでいきなり分担させられたが私達は早速作業を開始する事となった。……で、私が最初にやらなければならないのはヘルムライダー アルカの変身アイテムについての解析だ。一応ヘルムライダーにはどの様な原理でスーツが装着されるのかという設定が存在する事が多いからなぁ……。


そんなこんなで調べた結果、〖ヘルムライダー アルカ〗の主役ライダーであるアルカの変身には以下のような設定が存在していた。……まぁ、少々単純で助かったような気もするが……。


・アルカの変身アイテムである【アルカード】に込められた装備データを【ノルンブック】というブースターでスキャンする事で変身が可能になる。この時は変身者の精神力を吸い取り装備を呼びだすエネルギーへと変換する。


「………取り敢えず変身アイテムっぽい物は再現可能だな。多分原作とは違うようになるけれど魔方陣でごり押せばどうにかなるか……。なら問題はスーツの方だな……。」


設計図を軽く書いてみると再現可能な事は分かったのだけど、正直私じゃあ力不足な物も多い。いや、金属加工はよくやるけれど私の場合は細工レベルであり鍛冶レベルには至っていない。その為鎧に関しては一旦保留にしなければならなかった。


「しかし異世界で宇宙目指したりだとか、遊園地作ったりとか、果ては特撮と……挑戦する転生者多すぎだろ……。」


まぁ、生前自由じゃ無かった者も多いだろうからなぁと納得する。決して地球という国が自重しないと生き残れない様なお堅い世界だったとは言わないでおく。まぁ、目指す物が平和な感じなら私は何にも言わないけどね……と思いながら、後々そんな転生者と出会うかも知れないと感じるのだった。


「でも特撮だとストーリーがかなり変わると思うが原作好きな転生者来たらどう対応するんだろうな……?」


そんな事は起きないだろうけどと思いながら私は作業を再開させたのだった。まぁ、まだ細かい作業にまでは入れていないのだけどね……。

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