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番外編 失われた闘いや設定達-5

次に教室?に入ってきたのはクラリスと美暮という珍しいコンビだった。クラリスは帝高校生徒会副会長であり会長である織村とは婚約している関係である。美暮は私の中学時代の同級生であり、私達が『メテオ・エンペラー事件』で死亡した後、蔵鮫家の養子になっていたという経歴もある転移者だ。


「………そういえばクラリスは通信機能に関しての検証から出てきてないからな……。美暮の方は何話振りかも分からないというか初登場後から出番が無かった感じだが……。」

「それは番外編で織村生徒会長視点の中で出番が貰えなかったからですよ。とゆーか私の知っている姿じゃなくなってるんだけど……。」

「蘇生アイテムの反動でこうなったからなぁ……。ちなみに王魂の林檎は元々黄金の林檎という感じでそのまんまのネーミングだったんだよ。それだけどこっちの方が良いアイテムっぽいって事からこうなったんだ。」


私がそう言うと美暮はそうなんですか……とまだ理解が追いついていない雰囲気を醸し出していた。まぁ、そうなるも仕方ないよなぁと思いながら私はクラリスから「織村の初恋の人は黒華鉄」という設定に関して話して欲しいと言われるのだった。


「これに関しては織村家が黒華鉄家の近くにある事や、私が最初から男装して生きてきた訳では無い事の証明の為だな。」

「そんな単純な理由で……。」

「でも本編で段々とヤンデレ化しているからなぁ……クラリスが。結構危険なアイテムを織村に送ったという感じになってるしな。」


本編で結構放置されている為分かり難いが、蔵鮫の通信機能実験の際に再会出来ていなかったら確実にヤンデレが悪化していたという感じなので何も言わないでおいた。


「まぁ、その関係で織村と転移者が良い雰囲気になる設定は無くなったから安心しても良いと思うぞ?」

「ちょっと!!黒華鉄さん、何言ってるんですか!!この場合当てはまるのが私しかいないんですけど!」

「いや、大丈夫ですよ。設定が無くなっているのなら私もそこまで気にしませんから。」


クラリスはそう言うと美暮の頭をポンポンと撫でていた。そうされた事で安心した美暮はホッと一息ついた後に何かボソボソと呟いていたのだった。


「……まぁ、その内番外編で出番は来ると思うけどな……。」

「そうですよね……。本編で何話出てないかを数える方が大変になってる人も多いですから。」


そんなこんなでメタ発言の多い教室?内での話はここまでという事になるのだった。もっとも、この教室?が取り壊されないためまたどこかでやるのかもしれないが今の私には関係ない話なのだった。

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