番外編 失われた闘いや設定達-1
番外編というかキャラ同士のメタ会話です。この作品を作成する中で失われたりいつの間にか消えていた設定等をキャラ達が話すという感じになっています。
取り敢えず剣城とアルミナを最初に配置して最大3人、入れ替わり立ち替わり話す形で進行しようと思います。
※この話では本編とは関係ない教室っぽい所で話しています。
「そういえば、本来テンレと剣城ちゃんの闘いって格ゲーじゃなくてガチバトルだったらしいです。ただ、箱庭妖精の時にある物を書き忘れたので本編の様な流れになったらしいです。」
「……まぁ、この変な空間ならなんでも言って良いだろうが……何を書き忘れたんだ?」
「【乳コピー薬】ですね。これを飲んでから自分のなりたいサイズの者にタッチする事でそのサイズになれる薬です。これを手にしたときに鉢合わせして巨乳になって女達ともっと楽しみたいテンレと貧乳になりたい剣城ちゃんが本気でやり合う事になったらしいです。」
確かに奪い合いになれば確実に殺し合っていただろうな……。ただ、【殺戮魔法】連打してもテンレとは互角の闘いになっていたのだろうか?と思いながらアルミナに話を聞いてみると、アルミナはとある紙の束を見つめていた。どうやらそこに本来やるはずだった内容が書かれているのだろう。
「………いや、ありえないでしょ。この内容は……。」
「何が書かれてたんだ?」
「いや、テンレが殺戮魔法で出てきた大太刀を掴んで自分の武器にする……ってシーンがあるんですけど。」
「……一応武器として再利用する事は可能だけど……これはちょっと……ねぇ……。いや、テンレならあれくらいやりそうだけどね。」
私はそう言いながら、最後のオチが大橋が薬の瓶を割ってしまい私とテンレが興ざめして戦闘終了という感じになっていた事を知った。……つまり大橋は活躍できた場面を丸々カットされてしまったのだ。
「……しかし妖刀になっている設定が未だに機能していないんだが……。いや、普通にキャンピングカーから降りられるとか良いところは多いんだろうけどさ。」
「まぁ、転生して性別が変わっているキャラって少ないですからね……。別の作品だとザックザクとなっていたんですが。」
「作者も当時の様なグロ描写したいと考えているけど展開的に難しいし、チャンスがあったガンダレス戦でもそこまで……って感じだったからな。教師編の時にはまだグロく書けた気もするが。」
かなりメタな話をしている様に思うが、ここは本編では無いので問題は無いだろう。ただ、何故か作者の作品にはロリが出てくる事が多いんだよな……。
「とゆーか初期設定のままなら私は【獄炎帝】とかを発動している時にだけロリ化する感じだったんだよな…。」
「そうですね。瀕死状態から回復した副作用で催眠が解けて胸が成長し体が縮んだ訳ですから。」
私達がそう話しているとまた別の来訪者が現れるのだった。