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二日目の夜-4

………………………私とランタンが眠ってから数時間後……………何かの気配を感じた私とランタンは目を覚ました。…………獣と魔物は寝間着の効果で近付いてくることは無いはずなので、今の私達のテントに近付くのは人間しかいないだろうけど。


「……………………はぁ…………せめて、ダンジョンの中でゆっくり寝させて貰えないかなぁ…………会話を聞く限り盗賊の様な悪党にしか聞こえないし。」

「そうですね…………………。」


現在の時刻は大体午前二時ほどと、普通の人間ならば寝静まっている…………つまり、夜襲するには持って来いの環境だ。しかも、魔法などを使えば、テントごと私達を葬る事ができるだろう…………。


「………………数は三人……かな?ここまで来るのに苦労しなかったという会話が聞こえるから、それなりにレベルはあるだろうね………あ~、めんどくさ…………。」

「な、ならマスター………私に任せてくれませんかいえ私が自信満々に言うのも違和感あるでしょうけど私にはマスターにあんな小悪党の血を浴びせたくないですから言っているわけででもマスターは返り血を浴びない距離からも攻撃できるのだし………。」


ランタンが行きたがっていたので私はそのままランタンを行かせることにした。まぁ、危なくなったら私も加勢するけどね………と思いながら様子を伺う事にする。


「おいおい、こんな所でテントなんて安物の宿よりも不用心だぜ?それに、いくらレベルが高くても、格上の俺達に勝てるわけ無いだろうよ。」

「にしても受付嬢口説いた後に何もやってねぇと思ったらカモの情報引き出すための道具にしてたんだなぁお前は。」

「まぁ、今回のは利用していた受付嬢の隣の奴だったからな………しかも、犯罪行為にも目を瞑ってくれるという様にギルドカードも加工してくれたんだぜ?」

「うわっ、マジで使えるなあの受付嬢!!ギャハハハハハハハハ!!!!!」


………………町のチンピラのような騒ぎ方だなぁと思えてくるが、そこは敢えて突っ込まないようにする。いや、別に突っ込んでも良いのだが、起きていると感づかれると面倒なので突っ込みたい気持ちに耐える。


そして、その間にランタンは自分の服のポケットからジャックオアランタンの様な形の仮面を取り出し、数秒間つけるかつけないかで葛藤した後にその仮面をつけた。すると、その場の空気や、ランタンの雰囲気が一気に変わった。少なくとも仮面をつけたランタンは、オドオドした雰囲気を感じない。


「クライオアブラッド…………………悲鳴あげなきゃ血まみれにするぞ………………な~んつって!!ギャッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!」


そんな叫び声をあげた彼女は、瞬く間に悪党三人組の元に飛び出し、そして三人の首を瞬時に切り離し……………絶命させたのだった。………………まぁ、これが本来の実力なんだろうなぁ~と思いながら、私は死体を片付けるためにテントの外に出るのだった。

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