二日目の夜-2
『初回無料寝間着五連ガチャ』結果
ハイレア・デビデビなパジャマ
ハイレア・煉獄道の寝間着浴衣
レア・絹のネグリジェ
レア・ネコネコパジャマ
レア・弱防弾スウェットスーツ
………………………とりあえず私は『煉獄道の寝間着浴衣』を使用することにした。これには腹を冷やさないようにという感じのカイロ的な恩恵もあるらしいのだ。それに、ランタンに渡しているネグリジェの魔物バージョン的な効果もあるため、他の4つよりはという事でこれにしたのだった。
………………………まぁ、『弱防弾のスウェットスーツ』の方も中々良さそうだったんだけどね…………。だが、『煉獄道の寝間着浴衣』の性能の方が良かったので、また別の機会に着ようという事にしたのだった。
「…………………で、これからどう過ごすかなぁ…………。この世界に転移じゃ無くてあっちで死んでから転生だった訳だから戻れないわけで…………かと言って何かを成そうとは思ってないしなぁ………。」
「とりあえずマスターはここでレベルを上げたりしてから悠々自適に旅に出れば良いと思います私も当然付いていきますまぁ少なくともこのダンジョンの覇者になっても退屈なだけですから適当に遊び回るのが良いのでは無いのでしょうか?」
「………………まぁ、結局はそうなるか…………。まぁ、勇者が魔王を倒すまでは生きてみることにしますかね…………ってか、倒せるのかねぇ…………?」
基本的に転生したら魔王倒せとかよく言われるけれど、正直言って魔王を倒しましたという感じの表現は無かった様に思うんだよなぁ……………。ゲームなら無限の時間を使ってレベルカンスト、もしくは定められた戦法で攻撃すれば勝てるという物が多いだろうが、あくまで二次元の中という枠組みでの話だから可能だったわけだ。
しかし、ここでは二次元の中とは言えない三次元………現実である。魔王が余程のヘタレで無い限り、不確定要素の多いチート能力を持っているだけの至って平凡な生活が続き、日和っている人間が勝てる要素は無いだろうと思う。
「ランタン、もし今の私が魔王を倒すと言ったら勝算は何桁あれば足りる?目安で良いし、私に嘘をつかなくても良いから言ってみて。」
「い、いいのですか……………じゃあ言いますけど私は別に魔王が弱いとは思っていませんしマスターが最強とも思っていませんけどただ1つ言えるのは………………マスターと魔王が戦って、今のマスターが魔王を倒せる確立は………………………2%です。」
………………意外に高いが、多分『殺戮魔法』の関係で跳ね上がっているだけなのだろう。………………つまり、本当なら2の前に大量の0が付くレベルなのだ。つまり、ややチートな能力があっても魔王は倒せない。なので私はこのままのんびりと暮らすか………と思いながら『簡易テント』の中で寝転ぶのだった。




