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転生場所の位置関係についての考察-1

「……やっぱりキングバーガーとかはたまに食べたくなる感じの味だな……。カロリーや健康を考えると毎日は流石に食べられないが。」


私はそう言いながら昼食を食べ終え、他のメンバーも昼食を食べ終わったのを確認してから転生者に関しての話しを始めた。ただ、カグヤとレルミーはマーシェに頼んで0Gコインのみのカジノへと向かって貰った。一応私達が転生者である事は察しているだろうが、色々と面倒が起こりそうなので今回は外へ出したという感じなのだった。その為ここにいるのは私とマルフ、オーカーの三人だけとなっていた。


「……まず、私達生徒と教師側の位置関係だが……組と教師とでバラバラになったものの、位置関係としては他の場所へと充分行き来が可能な位置関係だったんだ。」


実際美華が教会近くまで歩いてこれたりだとか、ラビネアで3組の黒木と蔵鮫に落ち合えたり、数日前に出発した教師達ととある場所で落ち合えたり……。


「まぁ、数日かかる場所もあったかもしれないが基本的には同じ県にある感じだったな。その中でも1組のいた廃教会と3組のいた廃村が一番近い。」

「……成る程ね。でも今は違うような感じだけど、何かあったのかな?」

「……簡単に言えば救済イベントかな?ネット小説の転移物でよくある感じで、道に迷っているときに旅商人と出会って街へ連れて行って貰うとか、冒険者パーティ等に助けられたりとか……そんな感じのイベントだよ。」


私がそう言うとマルフは納得していたがオーカーは例えに馴染みが無かったのか?マークを浮かべている。なので私は新しい会社を設立したときに都合良く良いチャンスが流れ込んでくると例え直して納得して貰った。


「おそらく廃教会にいた1組は飢えている所を騎士団に助けられ、その後騎士団のある国へと連れて行って貰うというイベントだったと思う。まぁ、ガチャというチート持ちが何人かいたからなんとか飢えてはいなかったな……。」

「成る程ね……。」

「まぁそのせいで位置関係が分からなくなったのも問題だな……。かなり上空をペガサスで飛んでいたから近いか遠いかも分からない。しかし1組はまだマシなんだよな……。」


実際2組はワープで別の国へと移動しているのでどこにあるかがさっぱり分からないのだ……。いや、これでも全滅した3組よりはマシなのだけどね?


「まぁ。教師達はギリギリわかる所にいるだろうけど……行くにはかなりの時間がいるな。」


まぁ、恐らく意図的に会いに行く事にはならないだろうと思える。それをする位ならば母さんの生まれ変わりを探すのを優先するだろうしね。

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