ミアッペ山脈-6
『ミアッペ・キングゴーレム』が『殺戮魔法』のアーツである『アンサンブル』による死亡が確認された後、私はようやく平常心を取り戻したのだった。………………しかしまぁ、色々と問題は残ったのだけど。
『種族レベルが6に上がりました』
『『殺戮魔法』のレベルが3に上がりました。』
『殺戮魔法』や自分の種族レベルに関してのメッセージが流れた後、意図せず回してしまったガチャの結果が流れていた。…………………そして、その中にはキャラも当たり前のように入っていたのだった。………………まぁ、ウルトラレアの子だから使えないことは無いと思うけどね……………………。
『暗夜戦争11連ガチャ』 結果
ウルトラレア・ ジャックリッパー・オ・ランタン(キャラ)
ウルトラレア・新月狂華のジャックナイフ
マスターレア・職業『死神』
マスターレア・ネクロノミコン+150
ハイパーレア・スキル『隠密』
ハイパーレア・スキル『隠密』
ハイパーレア・スキル『闇魔法』
ハイパーレア・スキル『闇魔法』
ハイパーレア・魔鰐の肉
ベリーレア・スキル『軽業』
ベリーレア・『辛そうだけど辛くないピリッと辛い赤いモズク』
最後の異色な物以外はまぁまぁの結果だったと思う…………というな思いたい。最後の瓶詰めはどこかの珍味なのだろうか、それともパラレルワールドではラー油の代わりにモズクでヒットしたのか…………パラレルワールドってスゲーッとか言ってみれば良いのか!!と叫びたくなるが、ここは話を逸らす所じゃ無いので切らせて貰う。
まず、『暗夜戦争』というのはグラボーやグラガルの中で創作された歴史の出来事の1つであり、名前の通り暗い夜に行われた戦争となっている。…………………昼の様に明るい時には全く戦争をしなかった事と、暗殺を行われた数が非常に多かった事から暗の字が加わって史実に残ったという公式設定もある。
そして、その『暗夜戦争』で最も暗殺を成功させたのが私の引いた『ジャックリッパー・オ・ランタン』である。グラボーでは容姿はどちらかと言えば格好いい系で、髪の色は黒で短く切り揃えている、オレンジを基調にした服装のちゃらんぽらんな性格な奴だったのだけど……………グラガルではどうなのか?と思える。
「召還コストが足りているので召喚されます。召喚後はデータに戻すことは出来ません…………………。つまり、コストが足りないときに出たら売却かキープかを選べるわけね…………。」
その事を確認した私は、『ジャックリッパー・オ・ランタン』を召喚する。…………………残りの景品や、ほったらかしにしている『ミアッペ・キングゴーレム』の死体については召喚が終わった後に考えることにしておこうと思いながら私は彼女が召喚されるシーンをスキップ不可で見せられるのだった。




