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戦意喪失の報酬-1

教師達を送った後に、依頼達成の印としての報酬が私のウエストポーチに送られてくるのを確認した。………………どうやら、魔神であるヒュドラとの関係はこちらから呼び出さない限り終了したらしい。


まぁ、報酬は有り難いので早速確認する。すると、手早く終わらせた為か追加報酬も多かった。…………………まぁ、主に装備品なのだけどね……………。ただ、2つ目の『奇跡の雫』を手に入れる必要は無かったようだと思えるアイテムが手に入っていた。


クラフドールハンド

・価値  3京G

・価値が1京G以上のアイテムを触媒として吸収することで、その能力を永久的に使えるようにする。触媒となったアイテムそのものは消滅する。『鑑定』で結果が出た物ならばアイテムや武器以外にも天災やブレスなどの攻撃でも触媒に出来る。触媒を吸収できる数は3つまでとなっている。現在尤も価値のある組み合わせは『奇跡の雫』『豊作竜シェグナのブレス』『モスキーン・エンドラゴンのブレス』。


魔獅子の肉

・価値 400億G

・魔獅子と異名を持つ『アンマドライオン』の肉。普通に焼くだけでもフライのようなパリパリ感とスパイシーさがでる為に魔族の中ではこの肉を買おうと思ったというだけで働くことを決意するニート達が出てくるほどの美味さがある。店などにも出てくるが、基本的にはこの『魔獅子の肉』の中で一番味の薄い頭の肉が出てくる事が多い。しかし、それだけでも十分絶品である。


ちなみに、この肉にはメッセージカードがついており、そこにはこの肉の中毒性は種族が人間の私では太刀打ちできない程強いらしい事が書かれていた。後、本来ならばこれよりも上質な『終焉魔獅子の肉』にしようとしたが、廃人になられても困るとの事だった。


…………………黄泉戸喫へもつへぐいですか、それ。食べたらそこから戻ってこれないというあれですか?と思いながらも私は『魔獅子の肉』をトートバッグの中に戻した。…………………ちなみに、依頼の時には個数が書かれていなかったので何も思わなかったのだけど、肉は『アンマドライオン』の個体10体分の量が入っていた。


………………ただ、この肉は量が多くても『フレンドギフト』で送ったら色々とまずいだろ……………と思ったので、私とランタン…………後、これから先に出てくるキャラの為に持っておこうと思うのだった。………………いや、別に独り占めしたいというわけでは無い。


リーダー格の人間達を1つの肉で狂化させて、他の人間達に迷惑がかかるくらい暴走させても困るしな……………という考えだ。…………まぁ、今すぐ食べたいと思うほど魅力的な肉なのだが、それは後回しにして私は追加報酬の方を確認するのだった。

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