表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女 努力。親。思い。  作者: レザレナ
第一話 二人の出会い
6/55

第一話 第五部 お互いに分かり合うとは

衣世「わっ!!」

みちる「きゃああああっ!」

衣世「犬みたいな反応するなお前。可愛くていじめたくなるね!」

みちる「ちょっと、そういうのやめなよ!!」

衣世「うわ、ビクビクしながら答えてる! …でも気に食わない。でかいんだよ、羨ましいんだよ。」

みちる「それならあなたのバッティングセンスも羨ましいわよ。」

 なんだか喧嘩しているようでお互いのすごい所は分かり合っているようだ。私もそう思えるけど…この人だけは思えない。

巴美羽「なによその目は。」

由紀「何もないわよ。」

巴美羽「もし本当に勝ちたいと思うなら両親のために頑張らないといけないって思えないの? 私ならそうするね。」

由紀「…たまには良い事言うのね。でもあなたに言われても何か納得できないわね。」

巴美羽「私は同じような境遇にあったからこそ言えるのよ。」

由紀「えっ。」

巴美羽「親のために野球をやってきたならずっと親のために最高の野球をみせないとね。…話すの面倒になったからあっちいくわ。」

 面倒になったって…本当に自由人で飽きっぽい人だな。でも正論の部分はある…私にできることは…まだあるのかな…。

監督「集合!!」

皆「はい!!」

 代表監督が私たちを呼んで集めた。いよいよ全国大会に向けた練習が始まっていく。私は本当についていけるのかな。今までの自信が崩れ落ちているのがわかっている私にこれほど怖いものはなかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ