表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女 努力。親。思い。  作者: レザレナ
第三話 ソフトボール世界大会、初戦は韓国。
34/55

第三話 第十一部 試合後の会話で

湯子「今日の投球…私もびっくりしたよ。あのアドバイス一つであんなに変わるなんて思ってなかった。」

みちる「すごかったですよね。それにしても…巴美羽先輩のアドバイスであんなに変わるなんて…。湯子先輩、よかったですね。」

 私たちは試合後に集まってお話をしていた。みちるもそのすごさに気づいていたみたいだ。私もあんなに変わるとは正直思っていなかった。いったい何処を見ていったのだろうか。

衣世「みちるー! 今日のみちるのホームランすごかったな。あんなところまで飛ばすなんて…私驚いたよ!」

みちる「ありがとう。だけどそこまでベタベタ引っ付かないでよ。」

衣世「いいじゃねぇかよ。ほら、ここなんてどうだ?」

みちる「さわるなエッチ!!」

 お、女の子同士だからといってこういうのはいけないんだよ! 私はそういいたいけどそういう勇気がない。そういうのは嫌だから…。

夕菜「そうそう由紀。二打席目のあのバッティング、どうやって打ったの?」

 二打席目、たしかワンバンした球をヒットにした奴だ。

由紀「私もいつものように反応してしまって打ったとしか言いようが無いかな…。私もアレはびっくりしたから。」

夕菜「そうよね…。でもそれに続いて巴美羽もそれをすぐに決めてみせるって一体何なのよ…。」

 たしかにそうだった。二者連続でワンバンした球をヒットにするなんて普通では考えられない。私はまぐれだったと考えても巴美羽は意図的にやったとしかいえない。なんて人なんだろうか。

巴美羽「なに? 私のことじろじろ見て。」

由紀「別に何も?」

巴美羽「メンドー。」

 何も変なこと言ってないの面倒だなんて…。やっぱり変わり者だなぁ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ