第二話 第七部 朝のランニングで
監督「おはよう。それじゃあ朝のランニングだ。いってこい。」
運動着に着替えた私たちはすぐにランニングを始めた。朝早くだから以外にも涼しい。湯子は体力があるし、みちるも人並みにはあるはず。後他の人たちがどんなペースで走るか…。
夕菜「由紀は体力ある方なの?」
由紀「あるよ! 自信はあるから。」
衣世「うーん…なんでランニングなんてやるんです? めんどいやけど。」
みちる「そんなこと言わないで。やらなきゃ。」
衣世は体力が無いように思える。普段から走ってはいないのだろうか? だとしてもそんなバッティングセンスはつかないはず。きっと走っている。
巴美羽「ただ走るだけって面倒だよね。」
巴美羽は口笛を吹きながら走っている。そんなので息継ぎができるのだろうか。いったいどういう才能しているのだろうか。
夕菜「私たちは私たちで頑張るだけよ。」
由紀「そうね。」
ボリッ
ん? 何か食べる音が聞こえてくる。まさか…。
みちる「うまーい…。」
由紀「みちるも器用よね。」
みちる「あ、あげませんよ!」
由紀「取らないわよ。朝ごはん食べられなくても知らないからね。」
ここでランニングしながらまたポッキーを食べているのか。そして今度はイチゴ味を食べている。もうなんとうか…これは止められそうにないね。
みちる「うめー!」
夕菜「この子のお腹はいったいどうなっているの?」
ランニングを終えた私たちはご飯を食べていた。先ほどあんなにお菓子を食べたのにもかかわらずみちるはご飯をバクバクと食べていた。なんというか…ここまで食べられるとでかくなるわけだと分かってくる。
由紀「うらやましい。」
巴美羽「さすがにコレは私も真似できないわ。」




