表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女 努力。親。思い。  作者: レザレナ
第二話 レギュラーが決まる
19/55

第二話 第六部 器用な寝起き

由紀「ん…おはよ。」

夕菜「おはよう。早いのね。」

由紀「夕菜こそ早いね。」

夕菜「私も今起きたばかりよ。」

 私と夕菜は起きるとすぐに洗面所に移動して歯磨きをしていた。衣世と巴美羽がすぐに寝てくれたおかげで私たちもぐっすり寝ることができた。

みちる「くぅん…。」

 みちるが起きてきた。だけど何か犬みたいなしゃべり方でいる。目がしっかりと開かないまま洗面所までやってくる。そして顔を洗った。

みちる「フルッ…ふぅ。」

由紀「行動まで犬みたいね。」

みちる「そうですか?」

 冷たい水を顔に浴びたみちるは目をぱっちりと開けた。そして自分の布団に戻っていく。何か忘れ物でもしたのだろうか。

 ボリボリ

由紀「あ。」

 もしかしてこの音って…。私はゆっくりとみちるの方を向く。やっぱり、ポッキーをバリボリと食べていた。なんでダレも見てないところでお菓子を食べるのだろうか。

みちる「よし!」

夕菜「よしじゃないでしょ?」

みちる「ひゃうっ!? び、びっくりした。」

 みちるは驚いてビクッとしていた。なんでこんな所まで似ているのだろうか。

みちる「すみません。歯磨いてきます。」

 みちるが歯を磨きに行ったと同時に次は湯子と衣世が起きた。湯子はすっきりとした目覚め。それとは対照的に衣世はいかにも二度寝してしまいそうな顔で起きた。

湯子「おはよう。」

衣世「おはー。おやすみ。」

夕菜「こら、寝ないの!!」

 その大きな声に反応して巴美羽も起き上がった。しかし目は瞑ったまま。そして立ち上がると、目を細めながら洗面所へと移動していく。もしかして寝ながら洗面所まで向かっているのか? なんて器用なんだろうか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ