第二話 第五部 もう就寝の時間
巴美羽「ねるー! 早く布団しいて。」
夕菜「それぐらいあなたもやりなさいよ。」
由紀「巴美羽、しっかりしなさいよ。」
私は布団を用意しながら巴美羽をしかった。しかし地面にねそべって邪魔にしか見えない。そしてその巴美羽の隣には急いでぐちゃぐちゃにしてた荷物を片付ける衣世の姿があった。
衣世「あーまってまって! もうちょっと!」
みちる「は、早くしないと置いちゃうよ?」
湯子「ねえ、布団敷くのも良いけど歯は磨いた?」
由紀「もう終わったよ。」
衣世がどいてくれたのでそこに布団を敷く。巴美羽も仕方なく立ち上がり、布団を取り出した。
巴美羽「うーん、眠くないね。」
衣世「すこし寝る前にお話しましょ。」
夕菜「私たちの邪魔にならないようにしなさいよ。」
私たちはすべての布団を敷くとすぐに寝る準備に入った。明日も朝早くから練習とかがある。しっかりと体を休めて明日に備えないと。
由紀「電気けすよー。」
巴美羽「あいよー。」
カチャッ
衣世「それで巴美羽さん。さっきの続きなんですが…。」
衣世と巴美羽は小声で会話している。まるで修学旅行に来たみたいだな。なんというか…本当に日本代表の選手なのかな…。
衣世「そうそう…ってあれ?」
巴美羽「眠くなった。おやすみ。」
衣世「えー…。」
意外と早く眠りにつくな。もしかしてこれが体力とかを十分に使うための技術なのだろうか。なんて器用な人なんだ。




