依頼
一回書いたもの全部消えた……
僕の色々な頑張りが、サブタイ入ってませんの前に、水泡に消えた。
僕のでばんがぁぁあああああ!!
作者ぁぁっぁぁあああ!!
吃驚。
これが読めるだろうか?
読めたとしても、書けるだろうか?
このように日本語には、漢字にしても意味のないように感じる物が多い気がする。
それだったら、おっぱいを漢字にしてほしい。漢字の方が堂々と書ける。
乙胸とか良いと思う。形的に。
そうすれば、『慎ましいお胸』が『いい乙胸』と書ける。いいですよね。
閑話休題。
吃驚の話だが、これ、ビックリと読む。
びっくりと読む。
たった6画で終わる言葉が、28画だよ。「夏休み、暇なんで作ったよ」臭がするよね。
と、まぁ、そこはどうでもいい。
大事なのは、僕が何故『吃驚』の話をし始めたのかの理由だ。
それは、もう至極簡単。もう、ツンデレがデれるくらい簡単。
赤信号になりかけの横断歩道をわたるほどに簡単。
そう、長々と書いたが、ただいま僕は、
吃驚しているのだ。
唖然でも良い。
そんなことを言うと、つらつらとびっくりについて語ったのが無駄になるが、正しい物は仕方がない。
とりあえず僕は吃驚していたのだ。
それは、ガリガリ君のアタリが出たように。
それは、二千円札がお釣りで返って来たように。
それは、告白された時のように。
それが、罰ゲームだった時のように。
畜生。
まぁ、僕の黒歴史は置いといて、吃驚吃驚。
こうも長く言っているのは、その分驚いているからだ。
つまり、具体的に言うと、
相談部に、『相談者』がやって来た。
僕が相談部に入って、一週間が立ったある日のこと。
僕の見つけた、三富士の寝姿観察スポットで、いつも通り、三富士の曲線美を確認し続けていると、『彼女』はやって来た。
「失礼します」
一言そう言ってから、つかつかと中に入って来て、そのままカーテンで仕切られた部屋に入った。
部員では、ないと思うんだけど…誰だろう。
僕は、観察スポットに配置されてるmy椅子を畳んで、カーテンの仕切りの部屋の中を覗く。
覗く作業とかは、なれてるからね、僕。
「……ですから、よろしくお願いします」
うん?よく聞こえない。
「あぁ。承った。また後日連絡しよう」
あ、これは部長の声だ。
と、シャッとカーテンが開かれる。
その中から出てきた女の子に、僕はぶつかった。
「ぐぺ!」
僕が奇妙な声を上げながら倒れると、ぶつかってきた相手は、
「……横島ッ!聞いてたのか!!」
「な…?なんのこと?」
「惚けるな!…クソ、覗き見なんてつくづく最低だな、お前は!」
え…ちょ、初対面の子にここまで言われる普通?
まぁ、言われるのが僕クオリティなんだけど。
「あの、何が何やら?僕も聞こえなかったというか」
「話しかけるな、変態!」
「…何もそこまで言うことないだろ!君とは初対面じゃないか!」
「ふん、お前の噂は聞いている。色んな女子に手を出しやがって!触るな変態」
「手は出してない!僕はノータッチだ!あと変態いうな!」
「変態は変態だろう?そもそも、同じクラスの人間を初対面呼ばわりなのが、女子に見境のない証拠だ!」
「うぐ……でも、君には話しかけたことないし!」
「変態なら、いつ襲ってきてもおかしくないからな。私はもう帰る。そこをどけ」
「だから変態じゃない!いや、変態なのは認めるが、僕のことは、『変態さん』と呼べ!そっちの方がグっとくる!」
「先輩はどうしようもなく変態ですね」と
「先輩はどうしようもなく変態さんなんですね」だったら、
後者のほうが可愛いだろう?
「どけ!!邪魔だ」
「嫌だ!僕をどかせたいなら、もっとSにならなきゃ!」
「黙れ変態!!!」
腹に、彼女の足が入る。
あ、、、これやばい。吐く。
僕が呻きながら倒れ込むと、彼女は僕を飛び越えて、部室から出ていった。
「なんで、こんなに嫌われてるの、僕……」
床をのたうち回りながら、僕は小さく泣いた。
「さて、横島氏も治ったことだし、依頼の説明をしよう」
部長は、いつも三富士が寝ているソファに座り、そう言った。
「依頼って、相談のことですか?」
「あぁ。相談部という名前だが、実質ここはなんでも屋だからな」
部長はめんどくさそうに、僕に説明し始める。
相談部のシステムを。
「まぁ、簡単に言うと、相談を遂行しないと、私の帝国であるここが奪われてしまうのだ」
……説明してくれなかった。
いや、まぁ、いいけどね。
「でぇ、今回の相談ってなんなんすかぁ?」
三富士がいつも通りの、怠そうな声で部長に聞く。
妙に慣れた口調だけど……あ、そうか、三富士は一年生の頃から相談部なのか。
--三富士の問いに、部長は不敵に口角をつり上げ、
「恋愛相談だ」
「無理だろ!!」
さくしゃのあとがき
前書きで言われたとおり、一回書いた第8話のこれが、「サブタイトルが入力されていません」に奪われました。
もうやる気を亡くして、結局、短く短縮させたのが、今回の話です。
なんて、かわいそうな私。
さて、今回の話の言い訳はすんだところで、
クリスマス近いですよね。
私は去ることながら一人です。
だから、「この後書きを見た人は、メッセージを送らないと呪われる」
みたいな、不幸の手紙のような、事をします。
まぁ、送っても、「俺(私)何やってんだろ…」と不幸になります。
すいません。嘘です。
えーと、今回は私聞きたいことがありまして、
この作品R-15タグ付けるべきですかね?
どうでしょう?
でも、R-15指定ってすると、それだけで何か、中身が激しい物かと思われそうで…。
どうでしょう?