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第42話 勇者よ永遠なれ!

下の☆☆☆☆☆から評価いただけたら幸いです。

 

 ――――――――――――――――――――――――――――


 ピンキー視点


 ――――――――――――――――――――――――――――


 うーーん。エリオス君の話では、おそらく聖の勇者と剣の勇者のようですね。

 えっと、剣の勇者って……たしか、初めてエリオス君とリンベルさんに会った時にプチって、しちゃった人ですね。


 ん? 生き返ったのですか?? あ、いや違いますね。ケッシ―さんが勇者が死んでしまったら、新しい勇者が誕生するって……それも違いますね。新たに任命されると言っていました。


 そうか赤ん坊が任命されるとは限らないか、今回はそこそこ大人になっている人が任命されたってことですかね?


 出発する前に少しだけエリオス君から聞きましたけど、剣の勇者は切れない物は無い剣を持ち、凄まじい剣術で戦うそうですね。

 聖の勇者は防御力の高い障壁を張り、その障壁の内側には高い治癒魔法が常に流れているサンクチュアリという浄化結界になっているそうですよ。


 それは、私にとって何か影響があるのですかね。

 何だか浄化結界って言われると、魔物が入ると溶けちゃうとかありますかね?


 どうしましょう。外から石でもブチ当ててしまいましょうか??



「プイッ!」


 一旦地面に着地して、再び空に向かってジャンプです。

 私も一気に空を飛べたら良いのですけどね。残念ですがウサギですから跳ぶ事しかできませんね。

 ジャンプを繰り返しながら跳んでいると地平線の先に砦の影が見えてきました。


 ケッシ―さんたちが居た場所よりも大きいですね。

 あ、砦の方角から激しい戦闘の音と煙が上がり、黒い霧と光の結界がせめぎ合うのが見えます。


 見えました。良かった無事そうですが、ちょっとピンチな気がします。


 リンベルさんとドゥラメルさんと言う人? 人と呼んでいいのでしょうか?? 骨になっていますけど、あれは浄化の結界にやられたのですか?? で、でも動いていますね。


 えっと、ちょっと怖いですね。

 はぁー、本当に味方なのですよね。蹴り飛ばしてしまうのは駄目ですよね。


 とりあえず、挨拶ですね。挨拶は大事です!


「プイッ!」


「へぁ?」


 ん? ドゥラメルさんから変な声がもれました。

 これは挨拶が通じなかったのかもしれませんね「プイ!」では分かりませんよね。

 良し……次はリンベルさんに挨拶です。


「ププイ、プーイ!」


 リンベルさんには手を上げて挨拶をしてみました。


「ああ、ありがとうな。大丈夫だよ」


 ああ、やはり動作も加えた方が分かりやすいですね。後でドゥラメルさんにも挨拶をやり直してみましょうね。


 ん? 人間たちがびっくりしたような顔でこっちを見ていますね。まぁ魔物が援軍にやって来たって思ったのですかね。


 ふっふふ。びっくりしている暇はありませんよ!


「プイーッ!」


 たまにはウサウサパンチです。おお人間たちが吹き飛んでいきましたよ。こんな小さなお手てですが、以外と広範囲に影響が出るのですね。

 あ、切れているようですね。これはパンチではなくって引っかきみたいな感じですかね。って自分でやっておきながら分かっていないというのも酷い話ですが、これで切り裂くことが出来るのですね、へぇーー。


 おや? あの女の人が聖の勇者ですか。先ほど切り裂いた人が、見る見る治って行きます。へぇーー面白いですね。

 ちょっと何人か切り裂いてからあの結界の中に入れてみましょう。何処まで治せるのですかね。

 手や足が無くても大丈夫ですか?

 あれ? 手が無い人は、無いままですね。さすがに生えては来ないのですね。


 じゃあ、足を集中的に狙っていきますか。歩けないと付いて来れないですよ。魔人族の国で歩くことも出来ずに居ると魔物に食べられてしまうようですよ。さぁ色々と頑張りましょうね!


 あぁ、なるほど。生やすことも出来るのですね。ただ時間がかかるみたいですね。


 では、足の高さで引っかきです。ふっふふ、皆さん急に足を失ってバタバタと倒れていきますね。

 はい、こちらも。あっそれ! あちらも! と言うか、胴体を切ったらどうなりますかね。

 ……あー、即死は駄目なのですね。


 それでは足狙いで怪我人を増やして足止めです。足だけに!


 その間に剣の勇者ですかね。

 えっと、何となくボロボロな気がしますが、これはリンベルさんですね。流石にリンベルさんは強いですね。

 ケッシ―さんが前に言っていましたが、剣の勇者が一番強いそうですからね、それをリンベルさんは良い勝負しますから、たぶん魔人族で一番強いのはリンベルさんなのでしょね。


 まぁ、私は魔人族でもないので別ですけどね。


 ほう、これが切れないものが無い剣ですか。

 おっと、その危なっかしい剣で斬りかかってきましたよ。


「魔物のクセにm;にdきいぇsg-いえfk!!」


 早口で何か叫んでいますが、もっと、ゆっくり話してくれないと聞き取れないですよ

 どうせ、ろくなことを言っていないでしょうから、聞き取れなくても良いですけどね。


 それと――たぶんですが、彼の剣捌きは、人間の皆さんにとって、凄い速いのでしょうね。


 でも、私は人間では無いので! このぐらいの速度は遅いですよ。振り下ろしている最中の剣の腹の

 部分にチョン!


「プイ!」


 一応、刃の方を触って切れたら嫌ですからね。刃と刃の間は切れないでしょから、そこを触って収納です。


 勇者さん。目の動きで分かりますけど、私の動きに、目さえも追い付いていないですよね。


 あ、すみませんね、驚きましたか。

 驚いたのは、持っていた剣が無くなったからですか? それともいきなり私が顔の真横に居たからですか?


 答えは、また、いつの日にか聞かせてもらいましょうね。


「プイ!」



 さぁって。残りは聖の勇者って言う人ですね。変な結界は怖いから、念のために結界の外から攻撃開始ですね。


 えっと、手ごろな石は……無いですね。困りました。石を高速で投げつけようかと思ったのですけどね。

 あ、その辺に居る人間を投げつければ良いですね!

 いっぱい居るから助かります!!


 ひょいっと足を掴んで……両手で持たないと駄目ですね。私のお手ては、掴むのは苦手です。

 人間の足を両手で挟んで、よいっしょっと! おー、飛んでいく。

 ……あ、女の人に当たった途端、二人とも吹っ飛んで行きましたよ。

 おーーっと、危ない、危ない。勇者は死なないように大事に収納しておかないとね! 永遠に!


※ 作者からのお願い


「面白い」「続き読みたい」など思った方は、ぜひログインしてブックマークと下の☆☆☆☆☆から評価いただけたら幸いです。よろしくお願いします!


つまらないと思った方は、☆一つでも評価つけてくれると勉強になりますので、よろしくお願いします。


毎日更新できるように、頑張ります。

よかったら、他の作品も見に来てくださいね。

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