表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/50

第33話 アズガバン砦の学び

ついに三章です。元の構想は四章構成でしたが、三章と四章をくっつける事にしました。

なので、これが最終の章になります!


 

 ――――――――――――――――――――――――――――


 ピンキー視点


 ――――――――――――――――――――――――――――


 弓の国を壊してから、『ケッシ―』たちが居る小さなお城に戻ってきました。

 お城には、『リンベル』さんと『エリオス』君が来てくれていたので大賑わいです。


 『弓の勇者』という人ですが、片腕は無いままですが、止血はしてもらったようですね。しかし、薬か何かで眠られているようです。モフモフ人さんからすると、とんでもない危険人物ですからね。


 そこで、『エリオス』君と『ケッシ―』さんに何とか話をして私の方で収納しておくということで了解して貰えました。

 ふぅー。説明は難しかったです。何とか絵を書きながら説明しました。


 やはり言葉が通じないのは、色々と大変なので、しっかりと学ばないと駄目ですね。


『エリオス』君は忙しいのか、途中で、『リンベル』さんに連れていかれてしまいましたが、私は『ケッシ―』さんと引き続きお勉強です。


 そして、お勉強の中で、ちょっと看護師のウサギさんにも手伝ってもらいましたが、何とか『ケッシ―』さんに収納魔法について、私が分かっている範囲で伝えることができたと思います。

 これはウサギさんを収納して、出して、を繰り返して、収納されている間にウサギさんに意識がないことを確認して貰って、さらに時間も止まっていることを確認してもらったのです。


 ウサギさんに物を投げるから、受け取ってくれるようにと絵で伝え、実際に物を投げると、ウサギさんは受け取るために構えます。その瞬間に「プイ!」ってして、まぁ物は受け取る人が居なくなるので、床に落ちますけどね。


 それでちょっと、違う場所でウサギさんを出してあげると、物を受け取ろうとした格好で出てきます。

 ふっふふ。そのうえ、投げられた物が、目の前で突然消えたように思えるのでしょうね。すごく慌てています。

 ちょっと、面白いですが、これ様子を『ケッシ―』さんに見て貰うことで、何が起きているのかを理解してもらいました。




 私が、この小さなお城に滞在するようになって、ずいぶんと日が経ちました。

 私が弓の勇者を捕まえてから、数日はエリオス君たちも居たのですが、お仕事の関係かわかりませんが、大きなお城の方へと帰って行きました。帰る間際まで、エリオス君は、すごい残りたそうでしたが、これは仕方がないですね。


 そして、私はケッシ―さんからの勧めもあって、今もお勉強のために、こちらの小さなお城に居ます。

 あ、そうそう、この小さなお城と大きなお城、そして、もう一つの小さなお城、それぞれの名前も教わりましたよ。

それと、『魔王様』の意味も大体理解出来て、びっくりしたですが。

おそらく、エリオス君は魔王様なのです。そしてリンベルさんが部下なのです。

 なんと! 親子では無いそうですよ。



 今では、覚えた単語の数も随分と増えてきました。

 片言ではありますが、多少はケッシ―さんとコミュニケーションができるようになってきたのです。


 うん。私も頑張ったのです!!


 そして、ケッシ―さんの怪我も良くなり、一緒に指令室に行ったり、外を散歩したりと色々とできるようになってきたのです。モフモフ人さんたちにもいっぱい会うことが出来ました。


 そして、理解できたのですが、私はモフモフ人さんたちとは種族的に違うようです。幼いモフモフ人さんにも会いましたが、やはり小さいだけでモフモフ人さんでした。

 ひょっとすると、小さいときは私のような感じで大きくなるとモフモフ人になるのかと思いましたが違ったようですね。


 さらに念願の、本物の角ウサギにも会うことが出来ました。これも、衝撃的な出会いでした。

 ケッシ―さんに頼んで、見せてもらったのです。初めは、すっごく会わせたく無さそうでしたが、何とかお願いして見せてもらったのですが……うーん。何でしょうね。またく別の生き物ですね。


 例えるのが難しいですが、魔人族の人たちと、人間族たちが同じ種別だというぐらい無理があります。


 手と足の数が同じだけど、絶対に違うって思うのと同じように魔物の角ウサギと私は別の生き物なのですよ。

 そのうえ、角ウサギは鳴かないようで、コミュニケーションも取れません。コミュニケーションだけだったら、人間族と魔人族の方近いことになりますね。


 それをケッシ―さんに伝えると、すっっごく安心したようだったのです。

 その反応、何だか気になりますよね。


 だから、聞いてみたのですよ。


 なかなか話してくれませんでしたが、何とか粘って、ようやく、教えてくれました。


 なんと、この角ウサギ……今日の晩御飯でした。モフモフ人さん、いや獣人というらしいですね。

 獣人族とリンベルさんたちのような魔人族は魔物のお肉を食べているようです。


 あぁー、そういえば以前に大きなイノシシのお肉をリンベルさんとエリオス君とで食べましたね。あのイノシシも魔物だったようなので、魔物は食料の一つなのですね。


 あぁぁ、なるほど、理解できましたよ。そりゃ、私と角ウサギを会わせたくは無いですよね。

 もし、本当に仲間だったら、仲間を食べる獣人と仲良く出来ないかも知れませんよね。下手すると戦いです。

 うん、そういった意味では、別の生き物で良かったのかも知れません。

 今さら、ケッシ―さんやリンベルさんたちと争う気はないですからね。



 そんな、ある日の事、いつも通りケッシ―さんとお勉強をしていると、窓際に一羽のカラスがやってきました。

 このカラスたちは、伝令係として、魔王城と二つの砦の間でお手紙を届けてくれるそうです。


 それにしても、伝令のカラスさんたちは、司令官のセリシアさんでは無く、真っ先にケッシ―さんの所に行くのですね。


 えぇ! 作戦はケッシ―さんが担当でセリシアさんが実践部隊だそうですよ。

 セリシアさんが、司令官なのに??

 ま、まぁ、それは良いとして、カラスの足に取り付けている筒の中身が大事ですね。

 ケッシ―さんが筒から手紙が出して広げてくれました。


 私、文字はほとんど読めないので、ケッシ―さんが声に出してくれます。


「槍国の軍が魔王城に侵攻! リンベル将軍が応戦中! ピンキー救援求める!」


 えっ! 私に救援を求めるって! まさか!!


※ 作者からのお願い


「面白い」「続き読みたい」など思った方は、ぜひログインしてブックマークと下の☆☆☆☆☆から評価いただけたら幸いです。よろしくお願いします!


つまらないと思った方は、☆一つでも評価つけてくれると勉強になりますので、よろしくお願いします。


毎日更新できるように、頑張ります。

よかったら、他の作品も見に来てくださいね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ