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第29話 つまらないものですが

下の☆☆☆☆☆から評価いただけたら幸いです。

 

 ――――――――――――――――――――――――――――


 ピンキー視点


 ――――――――――――――――――――――――――――


 さて、お城に戻って、『リンベル』さんに、この弓の人を渡してあげますかね。

 しかし、この人、怪我が酷いですけど、このままでは死んでしまいますね。


 あ! そうだ。『ケッシ―』さんの怪我を治療していたぐらいだから、モフモフさんたちなら治療できるかもしれませんね。


 まぁ、治療するか、どうするかは『リンベル』さんたちに任せますけどね。


 お城に向かってジャンプしている途中に思い出したのですが、『セリシア』さんたちは大丈夫かな? 一応、確認していきますかね。


 ちょっと、コースを変更して寄り道です!


 お、居ました。あー、何だかワチャワチャしていますね。これは迂闊に行かない方が良いのかな? 悩ましいですね。


 いや、やっぱり、攻めてきた人間たちが悪いのに、モフモフさんたちが怪我したらかわいそうですね。ゆっくり近づいて手助けしましょう。


 とことこ、とことこ。


 ふーん。人間の人たちも、何だか苦戦しているようですね。一体何しに来たのですかね。この人数で勝てると思ったのでしょうか?


 こうして見てみると、単純な戦闘能力はモフモフさんたちの方が高いですね。

 力も速度もモフモフさんたちの方が上です。

 ただ、人間たちの強みは、魔法ですね。時折、戦闘中に魔法を混ぜてきます。

 むむむ。そんなことをして、モフモフさんたちの綺麗な毛並みが、チリチリパーマになったらどうするのでしょうね。


 やはり、蹴散らします。


 あ、『セリシア』さんだ! ヤッホー! って手を振っておきます。

 この虎さんとは、言葉が通じないから、手を振るぐらいしか出来ませんね。


 さて、ちょっと加勢しますよ!


 よいっしょっと、そーりゃ、どっこいしょっと!


 ふっふっふーん。ほい、ほーい。ほいっと。


 さて、さて。どうですかね。


 あ、人間たちも勝ち目が無いって理解したのかな撤退するようですね。


 ……ちょっとついて行ってみようかな?

 あ、そうだ、『エリオス』君に言っておかないと、心配しちゃいますね。一旦、お城に帰って、お話してから追いかける事にします。




 お城に帰ると、大きな部屋に『エリオス』君と『リンベル』さんが居るようなので、そちらにお邪魔しますよ。


『エリオス、帰った』


『お帰り! ピンキー』


 一応、私は定位置の『エリオス』君の頭の上に移動です。これから渡すお土産が、悪さをしては困りますからね。


『弓の勇者、あげる』


 ふっふふ。要らなかったら、捨ててしまってね。


「プイ! プイ!」


 とりあえず、弓の人と、その人の腕、そして武器の弓を出してみた。

 ふっふふ。弓の人は出てくるなり大きな声で喚くから、『リンベル』さんと『エリオス』君もびっくりしちゃいましたよ。

 あ、でも弓の人も、ずいぶんと、びっくりしていますね。


 あ、弓の人が気を失ってしまいましたね。やはり血が足りませんかね。『リンベル』さんが指示して、モフモフさんが走って行きましたね。

 これはウサギさんを呼びに行ったのですかね。勝手に、あのウサギさんが、お医者さんだと思っていますけどね。


 ……おや、ウサギさんとヤギさんです。あぁ、ヤギさんがお医者さんで、ウサギさんは看護師さんですか。

 なるほど、なるほど。それも、何となく、しっくりきます!


 やはり、モフモフさんたちの方が、人間に近いのかも知れませんね。何となく、私の知っていそうな治療というか診察の仕方をしているような気がします。まぁ、私も花子だった時の記憶が薄れかかってきている気がしますけどね。


 前の剣もそうでしたが、『リンベル』さんは弓を興味深そうに見ていますね。武器が好きなのですかね。


 あ、腕は要りませんか? まぁそうですよね。私も要りません。


 変に弓の人に返して、魔法か何かで、元通りにくっ付かれても困りますからね。そんなことになったら、また、何かやらかすかもしれません。彼女はちょっと危険です。

 ……たぶん、人間から見たら私の方が危険なのかも知れませんが。


 さて、お土産も渡したので、ちょっと私は出かけてきますね。


『弓国、行く』


 これで伝わりましたか? 『ケッシ―』さんに弓の人が来た方角を伝えたときに『弓国』って言っていましたから、きっと逃げた兵士たちは『弓国』に向かって逃げていると思うのです。

 ちょっと追撃しながら、『弓国』ってところも見てきましょうかね。


『げmごうpfk@、fjpgfじぇピンキー』


 えっと、『エリオス』君が何か言っているのですが、ちょっと分からないです。首をかしげて。


『わからない、行く』


 よし、それでは、しゅっぱーつ!



 なんだか、『エリオス』君が心配そうな顔をしていましたが、大丈夫ですよ。

 すぐに帰ってきますよ。

 お城の中をタッタタと走って、外に出ると、兵士たちが逃げて行ったほうに向かってジャーンプ!


 おや、彼らも速度を上げて逃げたのですね。思った以上に遠くまで逃げていました。

 そのまま近づかずに、様子を見ておきます。


 あぁ、何やら拠点のような物を作るつもりですね。それは駄目です!

 こんな所に居座ってもらっては邪魔です。

 とっとと帰ってください! よし! 襲撃です!!


 ふっふふ。ちょっと暴れたら、また慌てて逃げ始めました。


 そうそう。ちゃんとお家に帰りましょうね。


 何度か立ち止まろうとするので、その都度、襲ってあげました。


 あぁ、ちょっと急がせすぎましたか?

 お馬さんは次々と倒れてしまいました。ちょっとお馬さんには悪いことをしてしまいました。

 彼らは休み休みじゃないと、危険なのですね。

 お馬さん、ごめんなさい!

 知らなかったといえ、可愛そうなことをしてしまいました。


 それでしたら、人間たちには自力で走ってもらいますか!

 再び襲撃して、お馬さんを「プイ!」、「プイ!」、「プイ!」っと、これで良し。


 さあ、お馬さんはすべて収納してしまいましたよ。

 ここからは、皆さん自力で走ってくださいね!



※ 作者からのお願い


「面白い」「続き読みたい」など思った方は、ぜひログインしてブックマークと下の☆☆☆☆☆から評価いただけたら幸いです。よろしくお願いします!


つまらないと思った方は、☆一つでも評価つけてくれると勉強になりますので、よろしくお願いします。


毎日更新できるように、頑張ります。

よかったら、他の作品も見に来てくださいね。

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