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Re51 魔法少女の帰宅

「ただいま~帰りましたよ~」

「メグル、貴女ね。当たり前のように帰って来てるのはなんなの……」

 魔王城に戻るなり、時音さんに呆れた様子で迎えられた。

「だって正直帰る場所ここしかないですし」

「いえ、そもそも帰る場所じゃないでしょ」

「でも魔法少女の国にするんですよね?」

「まあ、そうね」

 ちょっと悩みながら、嫌そうに答える時音さん。

 私、嫌われてる??

「なら帰る場所ですよ」

「はぁ。もういいわ」

 どうやら何かを諦めた時音さんは、そのまま何処かに行こうとする。

 ちょっと聞きたいことがあったので止めてみる。

「あの、ちょっといいですか」

「何」

「魔王は何処ですか?」

「真央? 何、私の真央に何する気よ」

「ふへぇ?」

 いきなり変な事言い出すから、こっちも変な声が出てしまった。

「別に何も。ただ戦う準備はどうかなって」

「そう……それならもうほとんど準備出来ているわ。淳子も帰って来たし、全員いるわ」

「そうでしたか」

 それならわざわざ魔王に聴く必要は無いけど、でもせっかくなら挨拶くらいしておこうかな。

 というか、準備出来てるならそれこそ魔王に会ってすぐに向かえるか確認すべきだ。

「それで、何処に?」

「……何する気よ」

「挨拶を。お邪魔してますから。後、今後について」

「そう、自室よ。……行ったことはあるわよね」

「えぇ。大丈夫です」

 なんか時音さんの目が怖いので、さっさと魔王のところに行こう。

「いこ、アルク」

「お、おぉう」

 どうやらアルクも怖かったみたいだね。

 そんな訳なので、さっさと魔王の部屋を目指し、到着。

「入りますよー」

「えぇ、どうぞ」

 一応ノックしてからことわりを入れて入る。

「さて、ここに来たと言う事は、戦う準備は良いという訳ね?」

「魔王こそ、大丈夫なんです?」

 私の言葉に魔王は嗤った。

「ふっ、当たり前よ」

「なら、行きましょう」

「えぇ、そうね、皆を広間に集めるわとは言え、皆も色々あるだろうから、少々待って貰うわよ?」

 まあそのくらいなら問題はないだろう。そう思ったので頷いておく。

「そ、なら、一時間後、広間に集合よ」

「はい」

 そんなわけで、遂に、ラスボス(?)との闘いに挑むことになった私達。

 これで、世界は、魔法少女は救われるんだろうか。

 それはまだ、わからなかった。


ご読了ありがとうございました!

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