46、キャラが勝手に動く
作者の皆様方、キャラが勝手に動くという現象を体験したことはありますでしょうか? アニメーションソフト等で論理的に動かしているわけではなく、『頭の中で』『主に重要な人物が』『プロットなどの設定に反して』行動することです。
ちなみに、キャラが動く原理ですが、『キャラがしっかりしている』、『キャラが曖昧で定義づけされていない』、『小説自体が迷走している』など、多種多様のパターンがありそうなのでここでは割愛します。
(ここからは、筆者の一意見です)
キャラが勝手に動くというのは、何も『動いてくれ』と作者が念じたからといって、言う通りにはなってくれません。そういう時に限って、動いてくれないことがしばしばです。
逆に、手っ取り早く終わらせようと主人公らを無視した道筋を立てると、やたらキャラが暴走します。もっと出番をくれと言わんばかりに、想像の斜め上を突き進んでいきます。
キャラクターが暴走しているとついつい止めたくなるものですが、残念ながら為されるがままに執筆した方が面白いことの方が多いので難しいものです。実際問題、
A:キャラの暴走に乗っかって突き進んでいった小説
B:作者都合を優先して敷いたレールを歩ませた小説
この二つで比較すると、Bはあからさまにキャラの意志が捻じ曲げられているようで、読む気をなくしてしまう可能性大です。一方Aは、良くも悪くも破天荒なのでピンポイントでハマったファンがついてきてくれるかもしれません。
どちらにしても、キャラが小説内で活き活きとしている姿を見たいものですね。
----------今回のまとめ----------
キャラの暴走は嬉しい悲鳴(筆者の感想)
完結まであと:たぶんむり
To be continued...?
かなり久しぶり(五か月ぶり)の投稿です。遅れました。
言い訳:本業(恋愛小説)に力を入れていて副業がおろそかになっていたから
(これ、百個投稿すること自体が無理なんじゃないのか……?)
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『あるある』だと思った方、共感してくださった方がいれば幸いです。




