39、『あれ、これくらいなら私or俺でも書けるのでは?』(←そんなことは無いです)
皆さんが小説を執筆し始めることになったきっかけは何ですか? 筆者は、最後がバッドエンド気味でヒロインが死んでしまう小説をいくつか読んで、『こんな感じに人の心を動かせるような小説を書いてみたい!』という思いが湧いてきたのがきっかけでした。
さて、動機はひとまず後回しにするとして、他の作者さんの小説を読み進めていったときに『これくらいの文章なら書けるのでは?』と疑問が浮かんできた方もある程度はいたかと思います。そうなんです。これが本題です。
そういった考えが頭を廻った人は、『これくらいで良いのなら、自作小説でも人気が出る事待ったなし』と考えて、いざ小説執筆に取り掛かります。そして、あまりのいばらの道に心を粉々にされます。それでも地面を這いつくばって血みどろになり、息を切らしながらやっとのことで開けた平原に差し掛かり、そして気付くのです。
『おかしい、簡単そうだったのにいざ執筆すると手が止まる』と。
結論を出すと、『このくらい』のレベルが相当高いからこのようなことが起こります。一見何の変哲もない文章に見えても、必ずどこかに工夫がちりばめられているのです。それを知らない初心者が自己流で突き進んでも、次々に困難にぶつかるだけです。『語彙力』、『題名』、『キャラ関係』、『定期連載日』、『マンネリ化』……。乗り越える事も出来ずに、今来た道を引き返します。
ただし、地雷にヒットしながらも体を引きずって前へ前へと進み、『完結』というゴールにたどり着いた者にしか見えない世界というものもあります。
……すんなりと手が進む人もいるかとは思いますが。
----------今回のまとめ----------
思っているより書けないですよ?
完結まであと:61
to be continued...
微妙に中途半端な文章になってしまったかもしれませんね……。
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『あるある』だと思った方、共感してくださった方がいれば幸いです。




