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魔法哲学構築記 ~世界ゲームプレイ日誌~  作者: 誰でもない誰か
第一章 人生の意味を魔法の視点から ~魔法使いの出発点へ~
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実るほど頭を垂れる稲穂かな、は遠いぜ

少し別の魔法体系を導入してみます。

チャクラとか生命の樹ですね。

チャクラはエネルギー的な視点から有効だなと思いますし、

アナロジーの成立する生命の樹は概念として使えます。


まあ、ふつうに科学的視点から見れば、与太話の範疇ですが、

それでも内容のあることは語れてしまうのは面白いです。

少なくとも、私は自分の問題を整理するのに有効です。

私が人類を敵視しないですむ手段があるとしたら、人類など実在しない、と考えることだと思う。恐らく、真剣にその過程を経ないと和解などあり得ない。もっとも全人類が敵なのではない。端的に言えば、高慢ちきな人類だけが嫌いなのだ。謙遜・謙譲が無条件に美徳という気はないが、虎の威を借る狐型のハリボテは最も軽蔑する対象である。そして、虎が虚構であることにも気が付いていない。富、権力、名声などは実質あるエネルギーではない。


エネルギーとの絡みでチャクラの視点で言えば、全体を開くことに関心なく、一部のチャクラに頼って生活し、その開発ばかりやってるのが気に入らない。だから、現実主義者もオカルティストもどっちもどっちなのだ。


私も第1チャクラなんて、本当に滅亡寸前なのでこいつの管理は手を焼く。第2チャクラも状況はよろしくない。第3チャクラまで第1、第2のエネルギーの流入がないせいか、活気はない。最近は第4チャクラもたぶん、相当やばい。私の課題は第5~第7にはあまりないとは思うが(それらは自然に任せればうまくいく自信がある)、第1~第4に対する取り組み方としては第5~第7に主眼を置いて、エネルギーを下ろすような形になってるかもしれない。


人類に邪魔されると感じるのは、第1、第2チャクラの課題である。こいつは第3、第4の影響が出てくれば、エネルギーとしては自然と解決しそうなものだが、物語というか物質的手段が邪魔をする。正直、なぜそんなことが起こり得る?の世界であり、人類の悪意としか解釈しようがない。


まあ、実際に差別の内容は不当だし、そもそも無理解だし、愛に関しては認識すら怪しいし、インスピレーションの本質に関してもわかってないし、人類に失望する要素は具体的にもあるが、個人的にも人生の障害は常に人類である。


私は全体の開発に興味があるし、それを遂行したいだけだから、第1と第2だけが醜く発達した人間に、その機能が強くない私が容易に邪魔される構造はわかる。それも理解できるし、私がその機能を発達させることで第5以上の力でもって、虚構を浄化すらしてしまって、地球のルールを書き換えるのが怖いから妨害しているのかもしれない。そもそも今の人類はまともに第1も第2も開発できていない。故に第4なんて夢のまた夢なのだ。たぶん、第3チャクラが虚構的で悪魔的なのかなと思ってる。


とまあ、チャクラ観点だと私は第4~第7、あるいはそれより上位と開発計画を練る必要がある。同時に、健全な第1~第3も実践すべきだろう。で、第6~第7観点だと、人類の存在を幻想に仕立て上げる視点も考えられる。実際にはそれに取り組んでいたりもするが、要するに人間に魂や心の実在を見ず、ただ仮定された存在として尊重するというやり方だ。これだと、世界の責任はすべて私に集約される。もちろんこの時点でチャクラ観点も破棄される。唯識や空が現実の何を解決するのか、私にもわからない。


ただ、私の問題の解決は、たぶん、各チャクラ、全ての観点で同時に展開されているとは感じる。私が統合して管理できるものでもない。ともかく、人類と敵対する、対立するというのは別にかまわないのだが、一方的に嫌いであるというのは屈辱なので避けたい。きっと、その点で今、第3~第4チャクラが奮闘している。もちろん、解釈には第5~第7も寄与する。


というわけで、なるほど、チャクラ視点も使えるなと思い至った。ちなみにチャクラ視点というのは、伝統的カバラの生命の樹と相似なので、そっちの思考も導入できることはできる。こいつを導入すると占星術やタロットの視点も活かせる。こういうのは第1~第3チャクラという地上の視点では単なる妄信になるのだから、その点、高次意識と通じているというのはアドバンテージにはなる。


私の個人の問題は第1~第3チャクラだし、人類は全てのチャクラの問題を把握することだと思う。人類は本当に第1チャクラすらまともに回転させていないのである。これでは人生の喜びたる第4チャクラへの到達などいつになるのか? とっとと私に第1~第3の問題を解決させれば、簡単にそこまでの道は案内してやると言うのに…。

チャクラについてはしょせんはオカルティズムに属するという見方もあります。

こいつに関しても、正しい正しくないというよりは、使えるか使えないか、

という視点で私は利用します。


本文で示唆しているように、複雑な問題を解決するのに、

同じレベルではなく、複数のレベルでシステム的にアプローチするのは有効なので、

7段階をもつチャクラシステムは視点として優秀です。

(私にはエネルギーを可視化する力などはありませんし、要りません。)


具体的に第1~第7のチャクラが司るのが何かというのは、

文献にもよると思うのですが、私はおおざっぱに次のように把握してます。


第1チャクラ:地に足のついた生活、生きる力

第2チャクラ:人生の楽しみや関係性を結ぶ力、個性

第3チャクラ:分析的思考、意志や自信、安定性

第4チャクラ:感受性や共感性や理解力、慈悲や愛

第5チャクラ:自己表現やコミュニケーション、社会性

第6チャクラ:インスピレーション、先見性

第7チャクラ:高次存在、宇宙意識、神の感覚


というわけで、魔法使いの私は第7の方が主体なのです。

こいつらが優劣とは関係ないのは明白です。

単なる気付きと発達の問題なのですから。

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