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脇役人生異常あり!?  作者: 弱者
 第一章 プロローグ
9/44

9話:ファック・マイ・ライフ!⑨


 外に出ると、店の軒先に佇む仲田さんをすぐに見つけることができた。


「あれ、杉崎くん? どうしたの?」


 入口の自動ドアが内側から開いたことによって、おもわず振り向いた仲田さんも俺の存在にすぐ気が付き、不思議そうな顔つきで俺を見てくる。



 背中に抱えていた天晴くんは相変わらず、気持ちよさそうに眠っている。



「仲田さん、せっかくの同窓会なのにほとんど酒も飲めていないって聞いたからさ」


 店員に見つからないように隠していた酒の注がれたグラスを差し出す。


「え、もしかして……わざわざ持ってきてくれたの?」

「うん。仲田さんも飲み足りないと思って」


 俺は適当に答えた。

 とりあえずはそう言うことにしておく。


「ありがとう!」


 仲田さんの口元が綻ぶ。

 その純真無垢で優しそうな、温かくて、朗らかな、純粋な笑みに俺は癒される。


「でも、ごめん。じつは天晴をおんぶしてるから持つことができないのよ」

「あ、そっかっ」


 おもわず、口に出してしまう。

 本当に気が付かない、盲点だった。


「だからさ。悪いんだけど、飲ませてくれない?」

「飲ませるって……仲田さんの口にグラスをつけて、傾ければいいの?」


 (こぼ)しそうだし、面倒くさいんだけど。

 

「ええ、そうよ。お願いっ」


 酒を持ってきた俺が言うのもなんだけど、そこまでして飲みたいんだ。


 少しだけ呆れてしまう。



 ていうか……。



「そんな二人羽織みたいな面倒くさいことをするより、俺が代わりに天晴くんを抱えていればいいんじゃないの?」

「それが駄目なのよっ」

「なんで?」

「前に言ったかもしれないけど……天晴ったら神経質すぎるのよ。この子、眠っていても私以外の子に抱っこされたり、触られてりすると、すぐに起きて不機嫌になっちゃうのよ」


 自身の背中で眠る天晴くんを優し気な目で慈しむように見つめる仲田さん。


「いつまでも甘えん坊で困っちゃうわ」


 いや……今、もう5歳児じゃん。


 それはさすがに甘えん坊っていうか……母親である仲田さんの方が甘やかしすぎじゃない?



 そう言いそうになるが、すんでのところで我慢する。



 まぁ、いいや。



「わかった……じゃあ、いくよ」

「うん、お願い」


 本人の承認と確認を得てから、ゆっくりと彼女の口元にグラスを近付けて――ゆっくりと傾ける。


「吹き出したり、吐きだしそうになったら、すぐに言って」と付け加えると仲田さんはゴクゴクの酒を飲みながら、「んっ」とだけ返事をする。


 やがて、俺が持ってきた酒を一気に飲み干すと、彼女は至福そうな表情を浮かべる。


「あー、美味しいっ。やっぱり、お店で飲むお酒は格別ねっ」

「家では飲まないの?」

「うん。滅多に飲まないかな」

「酒に弱いから?」

「ううん。べつにお酒自体は好きだし、強い方なんだけど……お酒を買うような余裕ないのよ」


 あはは、と笑う仲田さん。


 どうやらシングルマザーとして息子と一緒に暮らす生活はかなり家計が苦しいらしい。

 それでも、明るく笑う仲田さんは気丈なのか、それとも……。


「美味しかった。御馳走様。ありがとね、杉崎くん」

「どういたしまして」


 空になったジョッキを店の小脇の地面に置く。



「……ところでさぁ」

「なに?」

「ちょっと仲田さんに聞きたいことがあるんだけど……いいかな?」


 俺はゆっくりと仲田さんに聞きたかった要件を絞りだす。


「聞きたいこと?」


 仲田さんは小さく首をかしげる。


 店の照明によって照らされた彼女の顔は少しだけ訝しんでいるように見える。


「いいけど……なにが聞きたいの?」

「仲田さんって……」


 俺はおそるおそる聞いてみる。

 頭の中で慎重に言葉を選びながら口に出す。


「織部から聞いたんだけど、仲田さんって、桜大の付属高校に通ってたんだよね?」

「そうだよ」


 そう簡潔に言ってから、


「まぁ、私、頭悪くて学校の授業にぜんぜんついていけなかったから、途中で中退しちゃったけどね」


 と、言い付け加える。


 また、あはは、と笑う仲田さん。


 彼女にとっては、高校を中退したことはべつに気にするようなことでもないのか、ずいぶんと軽いノリで答えてくれる。


 

「そしたらさぁ……」

「そしたら?」

「綾野……綾野愛花のことって、覚えてる?」

「!?」


 綾野の名前を聞いたとき、仲田さんの目が一瞬だけ大きくなるのを俺は見逃さなかった。


 彼女はなにも言わない。答えない。


 俺も、また、なにも言わずに相手の出方を窺う。



「…………」

「…………」



 長い沈黙の中、おもむろに仲田さんは咀嚼(そしゃく)するようにして、口を開く。


「綾野愛花、か……ずいぶんと懐かしい人の名前ね」


 少しだけ、感傷的な声でそう言った。



 そして、



「覚えているわよ」



 俺の目をはっきりと見て、そう言った。



「!?」



 今度は、俺が目を大きく見開く。


「そ、そしたらさ、今、綾野がなにをしてるのかって――」

「知ってるわよ」


 俺が言い終わるよりも先に仲田さんは言った。


「!?」


 その言葉の意味を正しく理解した瞬間、俺は言葉を失う。


 期待していた言葉であるにも関わらず、なんて返事をすればいいのかわからなかった。

 狼狽する俺に対して、仲田さんは、


「知ってるわよ」


 もう一度、だけど、今度ははっきりとした強い口調で言った。



 咄嗟になにか言おうとする。

 しかし、頭の中で数多くの言葉が浮かんできては、そのどれもが適切な言葉ではないような気がしてくる。

 俺は結局なにも言えないまま、彼女を見つめる。



 すると、仲田さんが再び口を開く。



「高校に入って愛花と再会したとき、私はすぐに思い出したんだけど、愛花の方は私のことを覚えていなかったわ。……まぁ、小学生の頃は同じクラスの同級生っていうだけで、べつに仲が良かったわけじゃないし、わざわざ私も同じ小学生に通っていたことを言わなかったけどね」


 そう言って、一度、口を閉じる。そして、また口を開く。

 

「さっき、私、高校を途中で中退したって言ったじゃない?」

「う、うん。言ってたねっ」


 仲田さんのプライベートにかなり食い込む話なので、どこまで踏み込んで聞いていいのかがわからず、曖昧な返事しかできない。



「じつは愛花も学校で問題を起こしちゃってさ。……まぁ、色々あって、高校を退学しちゃってるんだよね」

「……ずいぶん詳しく知ってるね?」

「当時、学校でも噂になってたからね。あの子のこととか、起こした事件とか」


 そこまでペラペラと喋っておきながら、唐突に仲田さんは、


「あ、これ、一応、愛花のプライベートの話なわけだし、他の人に言いふらさないでね。あと、私が教えたっていうことも秘密でお願い」


 と言ってきた。


「……わかったっ」


 俺が頷くと、仲田さんは満足した様子で笑いながら話を続けてくれる。


「愛花が高校を退学して……私、すっごい愛花のことが気になって、話しかけてみたんだ。そしたら私たち、けっこう気が合ってさ。それ以来、付き合うようになったんだ」


 彼女の言葉の中に、ひとつ気になる箇所を見つけた。


「付き合うようになった?」

「あ、もちろん、友達としての付き合いを始めたっていう意味ね」



 知ってるよ。

 綾野と仲田さんが()()()()()()だったら、そっちの方が驚きだよ。



「ちなみにお互いに学校を辞めてからは、数年間、同じお店で働いてたし、同じ家で一緒に暮らしてもいたわよ」

「本当にっ?」


 いささか本気で驚きながら、聞き返す。 



 ……本当に、そういう関係じゃないんだよな?



「本当だって。こんなことで嘘を付いて、どうするの?」


 苦笑したように微笑む仲田さん。



 たしかに彼女の言う通りだ。

 だけど……俄かには信じ難い。


 

 まぁ、でも、それは今はどうでもいいことだ。 


 それよりも、今、俺が知りたいことは……。


「それで……綾野が、今、どこでなにをしてるのかって、知ってる?」

「うーん……まぁ、知ってるといえば知ってるけど……」



 仲田さんは歯切れ悪く答えながら、俺を真正面から見据えてくる。



 それはまるで俺を値踏みするかのような目だった。

 


 そして、問いかけてくる。


「なんで?」

「なんでって……」


 おもわず言葉に詰まってしまう。


「なんで、愛花のこと知りたいの?」

「…………」


 即答しなくてはいけないのに、沈黙してしまう。



 子供の頃、好きだったから。

 今、彼女がなにをしているのか、気になるから。



 そんな俺の理由が、酷く矮小に思えた。

 まるで、ただの出歯亀のように思えた。



 だから、無言になってしまう自分がいた。



「どうしても会いたい理由があるわけでもないに、興味本位で近付くのって……よくないと思うわよ」

「…………」

「そういうのって、女からしたら、すっごく迷惑だからさぁ」

「……会いたい理由ならあるよ」

「え?」


 俺が小さく呟くと、彼女は虚を突かれたかのように目をパチクリと瞬かせる。

 

「どうしても会いたいんだ……会って、話がしたい」

「なんで?」

 

 少しだけ()()()()()()()()()()()()で、また、問いかけられる。


「俺は……!」




 俺は答えようとして――





「うるさいぃ~……」

「!?」


 突然、仲田さんの背中で眠っていたはずの天晴くんが起きだしてしまう。


「あらら……天晴、起きちゃったのっ」

「ねぇ、ママぁ、もう帰ろうよぉ~」

「わかった、わかった。もう眠いし、お外は寒いわよね。もう、おうちに帰りましょう」

「うぅ~……」


 熟睡中に起きてしまい、すっかり不機嫌になった天晴くん。


「ママ、天晴のことをずっとおんぶしてたから疲れたわ。帰り道は降りて自分で歩いてちょうだい」

「やだぁ」

「やだぁ、じゃないわよ。もうっ。ほら、天晴、機嫌直してちょうだい。男の子でしょ? 来年から小学生になるのよ?」


 いや、男の子であることは関係ないと思うけど……。


 天晴くんを優しく(なだ)める仲田さん。


 どうやら、仲田さんが言っていたように天晴くんは母親に対して、かなりの甘えん坊のようだ。



 ようやく自身の背中から天晴くんが降りた仲田さんは、俺に向かって、申し訳なさそうな顔を浮かべて謝ってくる。


「ごめん、杉崎くんっ。私たち、もう帰るわっ」

「うん、わかった……気を付けてな」

「ごめんね、話の途中だったのに……」

「いいよ。しょうがないって」


 引き止めることもできないので、頷く。



 本当はもっと綾野について、聞きたかったんだけど、()()()諦めるしかない。



「なぁ」

「ん? なに?」

「せっかくだからさ。連絡先、交換しない?」


 自分でも、なにがせっかくなのかはよくわからないが。


 それでも、どうにかして綾野への一縷(いちるい)の繋がり……接点を残したかったから。


「いいわよ」


 嫌悪する様子もなく、仲田さんは承諾してくれる。


「QRコードでいいわよね?」

「うん。それで、いいよ」

「じゃあ、私がQRコードを見せるから……って、それなら同窓会のグループチャットの参加者を見て、そこから友達に追加した方が早いわね」


 携帯を取り出しながら、その事実に気が付いて笑う仲田さん。


 俺もおもわず、


「それもそうだな」


 と、言って、笑ってしまう。



 さっそく、仲田さんを友達に追加しようとして、俺もスマホを取り出す。




 そのとき――。




「ん?」


 そのとき、スマホのホーム画面を見て、初めて不在着信の通知がきていたことに気が付いた。


 しかも、電話のアプリをタップして履歴を確認してみると、着信元の相手は俺がアルバイトで働いている店の電話番号だった。


 緊急の仕事の連絡かもしれない店からの電話を出ていないことに対する申し訳なさと、なにかあったのだろうか、という不安を感じてしまう。



「どうしたの?」

「あ、いや、店……会社から電話がきてたんだ」



 なんとなく、恥ずかしいという感情が込み上げてきた俺は店ではなく、会社と言い直す。同時に、俺は自身の失態を誤魔化ようにして、「ずっとマナーモードにしてたから気が付かなかった」と、独り言のように言い訳の言葉を漏らす。


「そうなんだ」

「うん。仕事の度に、いつもマナーモードにするのが面倒だから、普段からマナーモードのままにしているんだ」


 俺はマナーモードを解除しながら言った。



 うそ、ではない。本当のことだ。


 それに、どうせ、俺にわざわざ電話で直接連絡をしてくるような人はいないしな。


 そして、そんな俺のものぐさな対応が今回の顛末を招いてしまった。



 そうこう考えているうちに、またスマホに着信音が鳴り響く。



 心臓が大きく鼓動する。


 俺はその着信音をきいたとき――なぜだがわからないが、すごく嫌な予感がしたし、胸騒ぎがした。



 早く電話にでなくてはいけないのに、でたくないと思ってしまう。




「電話、でなくていいの?」

「あ、ああっ。うんっ……」



 おそるおそる、ゆっくりとした手付きで電話にでる。



「はい、もしもし……」

「杉崎かっ!?」


 スマホの向こうから、怒声にも似た声が聞こえる。


 声から察するに電話の相手はいつも社員の中では一番最後まで店に残っている山田さんだろう。


「え、あ、は、はいっ……杉崎ですっ」

「俺だ、社員の山田だ! 今、店の電話からかけてる!」

「は、はい、わかってますっ」


 通話の相手が社員の山田さんであることも、店の固定電話からかけていることも。


「お前、なんですぐに電話にでないんだよっ! 何度もかけてたんだぞっ!」

「す、すいませんっ。俺、今、小学校の同窓会の途中でして……ずっと携帯をマナーモードにしていたんですっ」


 反射的に謝り、謝罪の言葉を口する。

 無意識に電話の向こう側にいる山田さんにお辞儀までしてしまう。



 しかし、山田さんはそんなことはどうでもよさげに、


「だからって、マナーモードにしておくな! いつ誰から連絡くるかわからないんだから、いつでも電話にでれるようにしておけっ!」


 と、ずいぶんと声を荒げながら俺を罵倒してくる。


「す。すいません……」


 いつも比較的温厚な山田さんが、今日は珍しく八つ当たり気味に怒っている。



 なにかあったのだろうか。

 胸騒ぎがさらに大きくなる。 



「それより、おいっ! あの動画はなんなんだ! ネットでも、すげぇ炎上してるし、うちの店だということまで特定されてるぞ!」

「ど、動画……?」


 動画と言われても、まったく思い当たる(ふし)がない。さらにそのまま、まくしたてられるように世継ぎ早に問い詰められる。


「映ってるのは本当にお前なのかっ? あの客、一体いつ店に来たんだっ?」

「あの、すいません……なんの話でしょうか?」


 言っていることがなにひとつ理解できず、俺は聞き返す。



 すると、山田さんは少しだけ落ち着いた口調で、


「お前、撮られてたことも知らないのかよっ」


 と、罵倒してくる。


「す、すいませんっ。正直、なにがなんだか……」


 電話の向こう側で大きな溜息が聞こえた。俺のしどろもどろとした返事に業を煮やしたのか、山田さんは荒っぽい声で怒鳴る。


「ネットで調べてみろ! すぐに俺が言ってる動画が出てくるから!」

「わ、わかりましたっ」


 意味がわからず、慌てふためきながらも、とりあえず頷く。


「明日、店長が出勤する朝一に店に来い。いいな?」

「え、あ、あの、明日は俺、休みなんですけど……」

「そんなの知るかっ。いいから来いっ。詳しい話を聞かなきゃいけないんだっ」

「わ、わかりましたっ」


 文句はあるものの相手が社員である以上、駄目とは言えないので渋々了承する。


「本当は今すぐ店に来るか、電話越しで話を聞かなきゃいけないんだが、今日はもう俺以外店に社員は誰もいないし、店長も本社に呼び出されちまったからな。いいか、明日、必ず、朝一で店に来いよっ。詳しい話は明日、店長が聞く」

「わ、わかりましたっ」


 もう一度、狼狽気味に同じ言葉を伝える。

 何度も同じようなことを言って、頷く。



 俺の隣で、またもや眠ってしまった天睛くんを背中に抱き抱えた仲田さんが不思議そうな顔をしながら俺を見てくる。



 山田さんから通話を切られた後、俺は自身のスマホでインターネットを開き、自分が働いている店の名前と店舗名を入力して検索する。



 すると、投稿日が今日である動画やSNSの投稿が相次いで表示された。




 その検索結果を見て――激しい衝撃を受けた。




 動悸が激しくなり、スマホを持つ手とスマホをいじる指が震える。



 俺の脳裏に最悪の予想が思い浮かんでしまう。



 この動画って、もしかして……。



 はやる気持ちを必死に抑えながら、俺は震える指でスマホの画面をタップして、検索画面の一番上に表示された動画を再生する。




 ほどなくして、自動的にアプリ版の動画サイトが起動して、動画が再生される。






『ふざけるな!』


『こっちはお客様なんだぞ!』


『お前ら店の店員は誰のおかげで給料が出てると思ってんだ!』


『なんとか言ってみろ!』



『も、申し訳ございませんっ』



『まぁまぁ、落ち着いて」

『落ち着けるわけないだろうが!』

『ほら店員さんも困ってるじゃないか。あんまり迷惑かけるなよ』

『そうよ。それに突然大声を上げたら身体に良くないわ』

『迷惑をかけているのも、大声を上げさせているのも、ぜんぶこいつのせいだろう!』



『この子も謝ってるんだし、もういいじゃない。許してあげましょうよ。……ねぇ?』



『は、はい! 本当に申し訳ございませんでした!』


『本当に申し訳ございません!』



『今ここで土下座しろ。そうしたら許してやる』



『…………』



『店の壁に貼ってある言葉。あれは嘘なのか?』


『あれは嘘なのか?』


『おい、なんとか言え!』


『どうした! 本当に申し訳ないと思っているならやってみろ!』






『……申し訳、ございませんでしたっ」』






 動画には土下座する俺の後ろ姿がはっきりと映し出されていた。

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