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7/10

総回診

なし

次。大将に選んでもらった。まんじゅうそばが食べられるらしい。さっそく頼む。

その時、廊下奥から、一列で歩いてくる一団。どこかで、みたイメージ。

ゆっくりしたスローな感じ。フラッシュバック。後光がさしている。ぶろっけん現象か。

ドップラー現象か。「「「白鳥先生の、総回診ーーーー。」」」

白い教頭。白髪か。もとい。白い巨頭。

一列、皆、赤い服もしや、名刺の。あわてて名刺を見る。

婚活アドバイザー集団だ。温泉で婚活。なぜ。それに目をうばわれ、目が点になる。

あいよ。威勢のよい声。突然。目の前に、そばがきた。ずずずっと食べる。すする。

うまい。なんて言っていいかわからない味。なんとも言えない味。

が、うまい。一息で食べる。食べ終わって、カードをそのままに、

奥へぶらつく。と言うか引き寄せられた。

廊下の奥は、ちょっとした近代工場であった。白衣に帽子、マスクをかぶった人たちが

つけものを仕分けている。こぶりの樽から出して、それを別な樽につけなおしたり、

小さな袋や、タッパに入れている。なんとなくうろつく。

近代工場のようなのに、なぜかロビー。客が近くていいのか。

ギャップがはげしい。突然。パパーーと呼ばれる。小さい3歳ぐらいの男の子が足にまとわりつく。

いつ結婚した。というか、自分の子どもなのか。あらたな結婚詐欺か。。。。

「なんだここに居たのか。」しわがれた声。初老男性が近づいてくる。目は笑っている。

「探したぞ。おじさんも待ってる。」わけもわからず、一緒にもと来た廊下を戻る。

子どもは手をつないでくる。小さな手だ。そして戻り際、誰かとすれ違う。

その時、どしーん。まさか、なぜ。背負い投げ。後ろから投げ飛ばされる空中で、時間が止まっている感覚。

スローモーションでながれていく。床にどしーんと打たれる。「まいったか」

見れば、さきほどの浴場で私を激怒した強面のおっさん。ニヤリと笑っている。このまま意識が無くなるのか。

目の前が白くなる。。。。。遠くで何かが鳴っている。なんだ、あの音は。ずしーん。ずしーん。

よっ。とう。ずしーん。ずしーん。よっ。とう。ずしーん。ずしーん。ここはどこだ。

白いもやがかかった感じ。天井の壁。どこかで見かけた壁。ゆっくり起きあがる。何人も倒れている。

どうした。何かにやられたか。遠くに巨大な何か。白い棒が4つ。ひものようなものが取り囲んでいる。リング。


なし

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