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広告の志(こころざし)

もちろん、「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」のパロディーだが、

商業主義のやからをあなどってはいけない。

やつらは、映画や民放のCM、スポーツの競技場の看板、電車の垂れ流し広告、役所の下請け業務などを経て、

ついに政治の選挙運動にまで乗り出してきている。

N党などと言う低脳集団の信者を見ればよく分かる。

彼らは民放の番組がタダだと思っているが、

CMにかかる費用はすべて、商品の値段に上乗せされているのである。

それに関わる中間搾取者の取り分も加算される。

「地獄の沙汰も金次第」なのだ。

かつては「安かろう、悪かろう」と言われた日本の輸出品も、

今では海外で人気の高品質などと持ち上げられている。

明治時代までは、日本人は時間にルーズで、トイレは汚く、町はゴミで溢れていた。

汽車の窓から弁当ガラを放り投げて捨てると、漱石の「三四郎」にもあった。

昭和の戦後になってもまだ、山形の父は、PTAの会合に「30分以上遅れていくのがマナー」だと言っていた。

これらを全て忘れ、せっかく苦労して貯めた金を商人あきんどに取られるのが、今の時代の流行である。

コロナ禍の時は、問題が何で、どんな対策が可能かが明確だったけれど、

この、静かに潜航する「商業主義の弊害」は、何が問題なのか、どう対策をすれば良いのかが不明確に思える。

「良いものを長く使う」とか「地産地消」と言う言葉がヒントになるかも知れない。

「フードマイレージ」とか「循環型消費社会」、「再生可能エネルギー」とか。

かつて、「大きいことはいいことだ」とか「大量生産大量消費」が流行した。

これらの悪行を是とした昭和生まれの我々は、過去の「失敗事例」を子供達に伝えなければならない。

我々と同じ失敗を繰り返してはいけないよ、とね。

人間の作ったものなんて、(日本では)1000年もすれば朽ち果てるけど、

富士山も日本海も万年単位で残っている。

ゴキブリの祖先は3億年前に出現したらしい。

人間なんてまだまだ、なのだよ。

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