I don't know
スポーツ選手に多いのだが、やたらと「You know?」を連発する人がいる。
日本語に訳す時は「あ〜」とか「えーっと」と訳すのだろうか。
本人には自覚がないのだろうが、とてもうっとうしい。
きっと、次の言葉を探している時間に、沈黙の代わりに、つなぎ(間投詞)として使っているのだろう。
蕎麦の場合もそうだが、「つなぎ」はあくまで「つなぎ」であって、つなぎを食べるのではない。
大体、映画やドラマでの脚本には、ほとんど出てこないセリフではないか。
時間の無駄である。
次の言葉を待っているのに、この言葉を聞かされると、ガッカリする。
昔、「あ〜」だの「う〜」だのと言う、大平正芳という首相がいた。
田中角栄は「まあ、その〜」と頻繁に言っていた。
どちらも金がらみの不正で失脚した。
政治家、弁護士、教師という職業は、「話す」ことが仕事の基本手段なのではないか。
相手に、分かりやすい言葉と間合いで話すことが必要な職業ではないか。
運良くその分野で成功したとしても、実力とか能力としては、
十分な活躍ができるほどの資質がなかったと言っても良いだろう。
だからと言って、他の仕事で成功できたかと考えると、それは分からない。
可能性や機会は全ての人に有り、その量と質は全く予想不能だから。
アインシュタインの逸話に「神様はサイコロ遊びが好き」というセリフがあった。
だから、未来は予測不能で、それがとても嬉しいし、希望が持てる。
シナぷしゅ君。
君も将来、壁にあったり挫折したりする時が来る。
その時、諦めてはいけないよ。
壁は回り込めば良いし、挫折は次の成功につながる。
バッティングセンターで空振りばかりしている少年がいたけど、
素振りは一人でするべきであって、他人の前でするものではない。
空振りを恥ずかしいと思わない人に上達は望めないからね。
だからね、僕はファールや打ち損じたボールを放置する人や、
人が通る場所でバットを振る様な人間を軽蔑するのさ。
そんな人間には同じ空気を吸って欲しくないね。




