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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

天才打者の忘れ形見

作者:砂糖醤油
 そろそろ首が涼しいプロ野球選手、入夏(いりなつ)水帆(みずほ)が手に入れたのは万能のバットだった。
強い力を加えても折れない、壊れない、曲がらない、そして体によくなじむ。
まさに最高のバットであった。

……そんでもって、重要な事が一つ。このバット、喋る。

万能のバットにはデメリットがあったのである。
亡霊に憑りつかれるという、とんでもないデメリットが。
その亡霊は勇名(いさな)涼(りょう)と名乗る。
それはかつて伝説と呼ばれながら25歳の若さで命を落とした打者の名前だった。

入夏は未練を探す代わりに、勇名からのバッティングを教わることに。

同じように過去の選手に憑りつかれた選手達との戦い。勇名の残した未練とは何だったのか。

この出会いが自分のみならずプロ野球全体の大きく揺らす騒動に発展する事を、入夏はまだ知らない。

※タイトルは仮です。後から書き直しする事もあると思います。
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エピソード 101 ~ 101 を表示中
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