2-16
港町ドーゼにお昼前に着いた優
町は土壁で平屋ばかりで二階建ての無い
屋根はやはり土で覆い芝生を生やし邪魔にならないようになっており
小高い丘から芝生の屋根を越え地平線が真直ぐに見えるようになっている
ドーゼの門番:行商か?
優:はい、こちらで商品を仕入れようと思いまして
数日間、御厄介になるので
宿をご紹介いただけませんでしょうか?
ドーゼの門番:そうだな~・・・・
門を入ってそのまま道なりに進むと
お魚亭という宿兼食堂になっている所があるから
そこはおススメだ
優:ありがとうございます
お魚亭に行ってみます
商人ギルド証を提示した
ドーゼの門番:通っていいぞ
優:ありがとうございます
こうして港町ドーゼに入って行った
優:ここがお魚亭か
一泊いくらか確認してなかったな・・・
聞けば分かるか・・・
こうしてお魚亭に入っていく優
ガチャ・・・・
食堂はにぎわっており、全員食事をしていた
なかにはお酒を飲みながら食事をする者もいた
お酒だけの者はいなかった
優:(食事は期待できるな)
ウエイトレス1:いらっしゃいませ~
お一人様ですか~?
優:一人です
宿と食事をお願いしたいのですが
ウエイトレス1:お会計の所にいる女将さんにお願いします
優:わかりまいた
女将:聞いていたわ
宿をやっていることは宣伝していないのですが?
どなたにお聞きに?
優:門番さんにお聞きしました
女将:あ~・・ダンに聞いたのね
わかったわ
それじゃあ帳簿に名前をお願い
サラサラ・・・
女将:ユウさんね
泊まり一日銀貨13枚よ、何泊お泊りになりますか?
優:6泊でお願いします
女将:お食事は、お泊りだと一食銀貨1枚
一応言っておくけど泊まり無だと一食銀貨4枚だから
優:朝と晩の二回
12食お願いします
女将:わかったわ今日の夜からね
先にお金をいただくわ
ご宿泊、代銀貨30枚になります
ジャラ・・・
優:30枚です
女将:・・・・・たしかに
お部屋は隣の扉の先の8号室になります
こちらがカギになります
お出かけになるときはこちらにカギをお預けください
もうじきお昼になりますけど
お食事はいかがでしょうか?
優:いただきます
女将:銀貨一枚になります・・・たしかに
Aセットは、オーク肉のステーキ
Bセットは、ボアの肉のステーキ
Cセットは、おススメの焼き魚
それぞれに黒パンとスープ、サラダが付きます
どれにいたしますか?
優:それではAセットをお願いします
女将:Aセットですね
リチェ!
ウエイトレス1をリチェと呼びこちらに呼んだ
リチェ:は~い
女将:こちらのお客さんをお願い
Aセットよ、お金はいただいてるから
リチェ:こちらにどうぞ
リチェに案内され席に座りAセットを食べた
優:(オーク肉がこれほど美味くできるとは)
(他ではただ焼くだけだったのに)
(塩を振りかけてから焼いているのか・・・)
すべてを食べ終えリチェに挨拶をし、部屋に荷物を置き
扉にカギをかけ、カギを女将に預け宿を出た
優:港町を探索するか