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二日後・・・・
ザンヌ：やっと終ったわね・・・・
優：どれだけ使って無いんだよ・・・・・
ザンヌ：わ・忘れたわ・・・・
優：何気まずそうに顔を逸らしながら言うなよ・・・・・
ザンヌ：さあ！気を取り直していきましょう！
優：・・・・・・・
（こいつ・・・・）
ザンヌ：早速エンシェント・ドラゴン出して！！
優：・・・・・・・・・・
尻尾の一部でいいな・・・・
ザンヌ：全部よ！全部！！！！
優：出せるわけないだろう！！！！
どんな大きさだと思ってるんだ！
ザンヌ：私が見たいのよ！！
優：無理だ！！
狭すぎる！
ザンヌ：ブ～ブ～！！
優：うっさい！！
尻尾で我慢しろ！！
ザンヌ：じゃあ、尻尾を出してよ！
優：逆切れかよ！
ドサ！
優：これだ！
ザンヌ：・・・・・・・・・
サワサワサワ・・・・・・・
ウフ・・ウフフフフフフ・・・・
優：（ヤベエ・・・・皮を見る目がいってる・・・・）
かじるなよ！
ザンヌ：・・・・・・・・・
しないわよ・・・・・
そっぽを向きながら答えるが、手は皮をはなさずにいる
優：なんだその間は！
あと、目を見て答えろ！
・・・・あと、なめるなよ・・・
ザンヌ：うっ・・・・・・・
優：うっ・・じゃねえよ！！
早速なめしていくぞ！
ザンヌ：わかったわよ！
腕を組み口を尖らせて答える
ザンヌ：ゴホン！
じゃあ、石のテーブルに置いて
そのドラゴンが生きていた頃、
持っていたであろう魔力と同じ
又はそれ以上の魔力で
いつもの道具を使ってなめしていくわよ
優：ああわかった
（周りに魔力が漏れない様、結界を張ってと・・）
はじめるぞ！
ザンヌ：・・・・ちょ・・・・・
くっ・・・・・
優：どうした？
ザンヌ：なによ・・・この・・・魔力・・・・は・・・
優：なめすために出してる魔力だが・・・
ザンヌ：のんな・・・・くっ・・・
優：まだまだだぞ！
ザンヌ：どれほど・・・・なのよ・・・・
ドサ・・・・
優：そこで座っていてくれ、まだまだ魔力は上がるからな・・・
ザンヌ：ちょ・・・・・う～～～・・・・
優：確かこの位か・・・・
ザンヌ：・・・・・・や・・・やばい・・・・・
優：このまま終らせるぞ！
ザンヌ：いや・・・・ま・・・・
二日後・・・
優：終った～～～
ザンヌ：・・・・・・・
優：ザンヌ・・・・・
・・・・・目を回しているだけか・・・・
数時間後・・・
ザンヌ：うぅぅぅ～～～～・・・
あんたね～～～～～・・・・
うらめしそな目で優を見ながら、震える腕で体お起こしていく
優：起きたか・・・・
ザンヌ：何なのよ、あんたの魔力は・・・・
優：内緒の魔力だ！
ザンヌ：確かに誰にも見せられないわ・・・・
なめせたなら・・・・防具を作ってみて・・・
優：ああ、サクッと終らせる！
一週間後・・・・・
ザンヌ：化け物ね・・・・
優：なれだ！！
ザンヌ：・・・・・・たわごとか・・・
優：おい！！
ザンヌ：冗談よ
でも早いわ
優：素材が良いからだろう！
ザンヌ：そういうことにしといてあげるわ
あとは・・・デーザに見せても大丈夫な防具を作ったら
後は好きな防具を目一杯作って帰りましょう
・・・回想終了・・・
優：それがザンヌさんの最終試験で作った防具一式です
デーザ：ミノタウロスだな・・・いいできだ！
優：ありがとうございます
デーザ：旅商人しながら防具を作って売ることができるし
自分が装備して、自分の身を守ることもできる
どう使うかは自分次第でいかようにもなるからな
経験を積んで覚えて行く事だ！
優：わかりました
