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あれから260年経った隣の大陸
ここは、スランデル城のあるテネスとルン村の間にあるゼオの森
ガラガラガラ・・・・
一台の二頭立て馬車が四人の冒険者が、ゼオの森に差し掛かった
商人:そういえば、この辺の噂、知ってるか?
冒険者1:山賊の入れ代わりが激しい、と言うやつですか?
女冒険者1:山賊に襲われると、何処からか助けが来るってやつじゃないの?
冒険者2:しかも、助けに来るのは、子供だそうだ!
女冒険者2:案外、その子供が山賊を倒して、入れ替わりが激しいんじゃない?
商人:そういう話も出ていた、しかも倒すとすぐに森の中に消えてしまうらしい
一度話をしてみたいものだ!
冒険者1:襲われないと、会うことができないですよ
商人:襲われた時のために、雇っているんだ、その時は頼りにしている
冒険者1:まかせてください!
俺たちが守って見せますよwww
と言っているまに、いい感じの場所に差し掛かりましたよ・・・
女冒険者2:あ~・・・居るわね・・・・
右側に3人、左側に2人、離れた所に1人
冒険者1:離れたヤツは弓か魔法でのサポートだろうから
最初に潰してから、左右のヤツを倒していくぞ!
全員:OK!
ガラガラガラ・・・・・・
ヒュ!・・カン!
山賊1:おら~!キン!
カン!キン!キン!
冒険者2:くっ!弓の野郎が、撃ったらすぐ隠れて移動しやがって!
女冒険者1:移動しながらだと、狙えないわ!
女冒険者2:遠距離が2人増えたわ!
冒険者1:まずいな・・・
商人:くっ・・・・馬車を捨てて逃げるしかないか・・・・
山賊2:がは!
山賊3:何だ手前は!うっ!
冒険者1:キン!何が起こっている?
女冒険者2:わからない!索敵に引っ掛らない何かが居るわ!キン!
山賊3:!!ドサ!
山賊4:ヤバイ!各自さんk・・・・ドサ!
女冒険者2:子供・・・いまだに索敵に引っ掛らないわ!
数分後・・・・
商人:たすかった・・・・あの子は?
女冒険者2:あそこに!
商人:そこの・・・名前がわからないがありがとう!
全員、命が助かった!
優:・・・・・・カチャカチャ・・・・
商人:(何とか引き止めて、話をしてみたい!)
武器は大丈夫か?
私は商人だ!武器を見て行かないか?
(動きが止まった・・・・剣を鞘から出して・・・確認して・・・剣を収めた・・・)
(こっちに歩いて来る!)
優:カチャ!この剣より使いやすいのがほしい!
商人:見させてもらうぞ!シャン!
・・・・・シャーカチン!
剣はこの長さでいいのか?
優:半分ぐらいで肉厚の方が良い!
商人:わかった
ガサゴソ・・
長めの鉈だが、どうだ?
商人から鉈を受け取り、少し振ってみる
シャン!・・・ブンブン!
商人:・・・・
冒険者全員:・・・・
優:いくらだ?
商人:君のおかげで我々は助かったんだ、その鉈はお礼だ!
優:それはだめだ、これを作った者に悪い!
商人:(この歳で商売がわかっているのか?)
・・・・そうだな!・・・銀貨9枚だ!
優:9枚だ!
商人:たしかに!
今更だが、名前は?
優:ユウ
商人:ユウ、あらためて、ありがとう
冒険者1:俺達からもお礼を言わせてくれ、(全員)ありがとう
優:俺の生活のためだ、礼にはおよばない
商人:それでもだ・・・・
ユウは、商人に興味は無いか?
優:・・・突然だな・・・・
・・・・・・・・・
このまま山賊を相手にしていくより、良いかもしれないな・・・
商人:俺が一から教えていく、仕入れから店を持つまでの知識を教え込むぞ!
優:ああ、よろしくたのむ!
あんたの名前は?
商人:デーザ、テネスの街の商人だ
さあ乗ってくれ
今からなら、夕暮れには街に着くだろうからな
優:たおした山賊をどうにかしないと
デーザ:体は街道脇に深い穴を掘って、埋めて頭と、
あれば身分を証明する物を持って街の門番に渡せば終わりだ
もし山賊に賞金がかかっていれば、後日もらうことができる
ということで、さっさと体を埋めて出発するぞ
夕暮れのテネスの街の門の前
門番:次!
身分証を!
デーザ:はい!
門番:馬車の中は?
デーザ:ルン村で買い付けた食料品です
門番:よし!
そっちの子供は?
優:身分証は無い!
門番:仮身分証を発行するからこっちに
コツコツコツ・・・
この水晶に手を置いてくれ
優:ペタ・・・・
門番:いいぞ・・・あと銀貨二枚だ
優:はい
門番:よし!
これが、仮身分証だ、
今日から10回目の夜が来るまでに何処かのギルドで身分証を作って、
仮身分証を返しに来れば、銀貨を返すことになっている
10回目の夜を過ぎてから返しに着ても銀貨は帰ってこない
あと不法滞在になるから、街からの追放と、今後、街への出入りは禁止だ
ここまでいいか?
優:大丈夫
門番:日が暮れてから、日が昇るまでは門は閉まっているから
閉まった場合は、外で野宿して門が開いてから入ってくれ
大体これぐらいだ
何か言うことはあるか?
優:森の中で山賊に出くわして、撃退したんだが
門番:山賊の身分証は無かったか?
優:頭とギルド証を持ってきたから確認をたのむ
門番:聞き取りをしなくてはならないんだが・・・・
一人で襲われたのかな?
優:いや、外に居る商人のデーザと護衛の冒険者が襲われているところに
加勢に入って撃退した
門番:わかった
他の人達にも確認するから少し待っていてくれ
十数分後・・・・
門番:確認が取れた
山賊に賞金が掛けられていれば、賞金を払うので
現金でほしい場合、仮身分証を返しに来る時に、
居る場所を教えてくれるか、、ギルド証を登録するかだ
ギルド証に、お金を預ける事ができるから
ギルド証を作ったら持って来て登録しておけば、
そこに振り込むこともできる
大体は以上だ
ようこそテネスの街へ




