24話
五ヵ月後
冒険者ギルド内ギルド長室
ギルド長:前に報告のあったモンスターの増加の件どうなった?
副ギルド長:グランド山脈付近でモンスターの増加しているため、
デムの村にグルンガルへの非難勧告を出したので、
全員がこちらに避難完了しています。
ギルド長:わかった!
それで何時頃この街に向かって、進行してくるんだ?
副ギルド長:数千のモンスターがいくつかのグループに別れている感じで
今、攻めて来るか、一ヵ月後かはわかりません。
ギルド長:まだまだ増える可能性があるのか・・・・
副ギルド長:Cランク以上の冒険者に緊急招集して、
街の外などの見回りと間引きをして、
C以下は街の中で避難指示を直ぐに出して、救護ができるように
交代で見回りしています。、
ギルド長:城の方に報告に行ってくる。
その間ギルドをたむ!
副ギルド長:わかりました!
いってらっしゃい!
その頃、優のPT
優:ダンジョン出ていきなりモンスターだらけって、どうゆうことだ?
フォルス:しかもB級だらけだぞ!!
ローザ:休みたいよ~!
テレネ:これで休めるわけ無いでしょ!!
アン:何処まで行けばいいの~?
優:まずは、森を出よう!
五時間後 王宮・談話室
エンダール王:今日は何用だ?
ギルド長:魔物を、あとどれぐらい呼び寄せるおつもりですか?
エンダール王:そろそろ森からあふれそうか?
ギルド長:はっきりとは申せませんが、何時あふれてもおかしくはないかと・・・・
エンダール王:ドラゴンは確認できたか?
ギルド長:一体、確認ができております
エンダール王:ここまでやったのだ、ドラゴンも、もう少し出てこないことには割に合わん
ギルド長:しかし、森が・・・・・
エンダール王:結界を張って、時間を稼げ!
下級なドラゴン一体では、少々物足りんな!
ギルド長:くっ・・・
わ、わかりました・・・
何とか、時間を延ばしてみます…
失礼します・・・・
その頃の優達
優:もうじきオルダの森を抜けるぞ!
テレネ:あそこ!
あそこの三人組やられそう!
フォルス:助けながら、街に行こう、三人から情報も入るだろう!
優:早速助けに行こう!
数分後
レナ:助かったわ・・・・
優:レナ?
レナ:え・・・・・ユウ?
優:ここで何してたの?
レナ:ギルドで招集があって、あなた達AランクPTがダンジョンに潜っているから
B、CランクPTがオルダの森とグランド山脈を調査することになったの
優:このモンスターの多さが原因?
レナ:そうなの、その原因を探るのが任務だったんだけど・・・
優:モンスターに襲われたと・・・・
レナ:ええ・・・本来なら、森の外周にはいない様なモンスターが出る様になってるなんて・・・
デムの村の人達を、グルンガルの街に避難しておいてよかったわ
優:デムの村は無人なのか?
レナ:全員避難済みよ
優:そうか・・・
それと、他の二人は同じPTの人?
レナ:ルーナとサースよ
ルーナ:ルーナです、斥候よ
サース:サースだ、攻撃魔法と弓専門だ
優:ユウだ、レナに街まで連れて行ってもらって、冒険者ギルドに登録した者だ
フォルス:ユウの過去を初めて知った・・・
ローザ&テレネ&アン:コクコク
優:あ~・・・聞かれなかったし・・・・
それよりも、街に行かないか?
レナ:そうね、出発しましょう