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ほぼ54文字の一人文学賞part2(三作入ってます)

作者: 母里 紗良々

① 俺に構わず先に行け。君だけで行くんだ。文句言うなよ、仕方ないだろ。ツキがなかったんだ。

 彼は改札口に行く手を阻まれた。


②ありがとうと言った。妻は僕に抱きつき、澄んだ瞳で僕を見上げた。瞳の光がそう語ってた。

 女性は馬鹿野郎と言っている。


③情に流される。体の隅々に行き通った温かい川は私にいつも損するように仕向ける。

 あぁ、今日もお年寄りが電車で座る私の前に立つのね。


④睫毛バサバサ。水を与えて、適度な光もあげているのにどうしてこうなるのかしら。あ、土が悪いとか?じゃあ、今すぐに瞼のエステに行きましょう。今やマツゲは育てなきゃね。

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