~人間の真の姿~
この話は「怖いものはなんだ」と聞かれたら「人間」と即答できる純粋な少年、「仲音清登」の話だ。
「これはなんなんだ!」
心の中でひとり叫んだ。心が叫びたがっているのでは無い。今は3年にレベルアップして普通の人間はそこそこクラスに慣れたかと思われる5月下旬。この時期発生する学校イベントはみなさんご存知の通り、修学旅行だ。旅行自体はなんとかなる。しかしその前にとてつもなく大きな壁がそびえ立っている。それは僕が声にならない叫びをあげている[ハンギメ]だ。これは僕のようなぼっちキャラが2番目に恐れる活動だ。ちなみに1番怖いのは、「2人組になれー」という教師の発言である。
話は戻るが[ハンギメ]を正々堂々とやるために事前に教師は「先に班作んなよー」と宣言していた。もちろん良い子の僕は言う事を聞いたのだが。ほかの連中は教師の宣言をガン無視して[ハンギメ]という戦いがはじまった突如に終わり僕とその他2名、[T君]と[お前残ると思ってたよ。とクラスで満場一致で納得されるやつ]のみ残されたという状態で今に至る。
「これはなんなんだ!」
もう一度心の中で叫んだ。もうこれでよくね。という発言が自分の思い通りに事が進んだ人間達から聞こえたが、良い子でありまた現在圧倒的弱者である僕は反対することはできなかった。まあいいよ。こういうの慣れてるから。
しかし困ったな、慣れていると言っても泣きそうだな。
他のことを考えよう。と頑張っているとその他2名の中の空気の読めない1名(クラス満場一致野郎)が反対意見を述べた。そいつはクラスはもちろん、学校内でもくそやろうで有名な人間だ。珍しく役にたったようだ。でも僕は嫌いだ死ね。
そして世界最強のリア充都市[東京]にやって来た。[東京]に着く前から秋葉原にいけない。班決めも自分の思い通りにならない。珍しく[秋葉原]以外に行ってみたいと思った場所[お台場船の科学館]に行くという案をガン無視まだどこに行くかの案出てなかったのに。という事柄からこの修学旅行はろくなもんにならねーいや、この人生そのものがろくなもんにならねーと確信していた。そしてなった。ヤバイ、今考え直して見るとすべて他人の思い通りになってるわ。
しかし、1つだけ思い通りに行った、なんとバスの席だ。たったひとりの話しやすい人間の隣の席になったのだ。だがもちろん、とある女子生徒が彼女自身の席(隣の席の)を相当嫌がり、泣いた。これにより仕切っている他の人間はそれぞれの意見を聞き僕だけ安定のスルー。こうしてまたしても僕の意見のみ聞かれず変な風に人生が楽しくなってきた。
そうして高校入学
第1志望校に入ることが出来たのだが、特に面白い事は無く行かないといけないから行っているという状態だ。もちろん何も起きずにものすごく、超絶的に平和だ。いやーこんな非日常的とは行かず超日常的な暮らしも良いですなー。
今は7月上旬、クラスでは「爆死シタアアア!」や「ウキャアアア!」とみんな思い思いに叫んでいる。いやー平和だなー
だってみんな校則ガン無視して一緒に某人気ゲームやっていたからだ。
そんなカオス空間の中で僕は一人静かに読者していた。
黙々と本を読みながら頭の方隅に追いやると自然に答えが出てきた。ここは工業高校、女子は1人しかいないほぼ男子校であり、頭が中々にぷぎゃっている奴がそこそこ存在する為だ。ちなみに他の科のクラスには女子が10人程存在するらしいがそのクラスも中々にぷぎゃっている奴らがいる様でこちらもカオスに陥っているらしい
えー、この結果を見ると、女子の存在は関係ないという事になりますねーはい。




